朝日新聞は5月24日、「日本維新の会 政党の見識が問われる」の社説を掲載。その冒頭は「また日本維新の会から、問題発言が飛び出した」で始まる。 *** 確かに維新の議員は問題発言を繰り返してきたイメージが強い。だが、実際のところはどうなのか、検証してみよう。まずは記憶に新しい2つの失言を確認しておく。 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(43)は、今夏の参院選における比例候補として維新の公認を受けていた。ところが5月21日、部落解放同盟中央本部が「被差別部落をめぐって差別発言をした」と維新に抗議文を提出したことでマスコミが動く。 今年2月、都内で長谷川氏は講演を行った。ネット上には動画が公開されている。問題視された発言は以下の通りだ。 《日本には江戸時代にあまり良くない歴史がありました。士農工商の下に穢多、非人。人間以下の存在がいると。でも人間以下と設定された人たちも性欲などがあります。当
北方四島の返還に関し、「戦争しないと」などと元島民に詰め寄り、市民と野党から辞職を求められている丸山穂高衆院議員(日本維新の会から除名処分)が居座りを決め込む態度をみせています。同党の松井一郎代表(大阪市長)は「今回の丸山議員の問題については、個人の資質っていうのが大きな話だ」(16日)と語っています。しかし、維新の政治家の言動を振り返れば、まさに維新の体質が露呈したものと言わざるをえません。(藤原直) 加害正当化 維新の創始者・橋下徹氏は大阪市長を務めていた2013年5月13日、国際的に性奴隷制と批判されてきた旧日本軍「慰安婦」問題にかかわって、「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」などと言い放ちました。まさに「人間の血が流れているのかと思うぐらい」(当時の日本共産党の市田忠義書記局長)の暴言に、世界中から厳しい批判の声が巻き起こりました。 ところが当時、延々と言い訳やすり替えを続けた
日本維新の会は23日、参院選に擁立する予定だったフリーアナウンサーの長谷川豊氏が差別発言をしたことを受け、当面、公認停止にすると決めた。
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