“正義”はどこに ~ガザ攻撃1年 先鋭化するイスラエル~初回放送日:2024年10月6日 ハマスによる襲撃への報復として始まったイスラエルの「ガザ攻撃」から1年。ガザ地区の死者が4万を超えても攻撃は止まず、国内で辛うじて上がる攻撃への疑問の声は当局や市民によって抑圧されている。さらに、いま激化しているのがヨルダン川西岸地区への入植の拡大だ。混迷するイスラエルで一体何が起きているのか。世界はどこまでこの事態を許すのか。渾身の現地ルポと中東情勢を長年取材してきた記者の目を通して伝える
兵庫県職員30人の告白“もの言えぬ空気”はなぜ生まれたか?初回放送日:2024年10月2日 兵庫県庁の職員が斎藤前知事らを告発した問題。その真相や前知事の動向などを巡り、今なお、騒動が続いている。しかし、そもそもなぜ、事態が深刻化する前に食い止めることができなかったのか?番組では、県庁の現役職員やOBなど約30人を独自に取材し、組織の中に“もの言えぬ空気”が広がった経緯を探った。さらに、「公益通報」の制度がありながら、告発者が特定され、保護がなされなかった問題にも迫る。
『はだしのゲン』と父 翻訳者・坂東弘美初回放送日:2023年8月20日 漫画「はだしのゲン」の中国語版翻訳者の坂東弘美さんは、広島の惨劇とともに戦争責任を鋭く問う作品に、自らの人生を重ね合わせてきた。【初回放送2023年8月20日】 「はだしのゲン」連載開始から50年目の2023年。それは広島市教委が小学生の平和教材から「はだしのゲン」を削除した年となった。一方「はだしのゲン」は24言語で翻訳され世界で読み継がれている。中国語翻訳を手がけた坂東弘美さんは、日中戦争に出征した自分の父親が中国大陸で行ってきたことを知って衝撃を受け、葛藤を繰り返しながら「はだしのゲン」のメッセージを中国の人々に伝えようとしてきた。その思いを伺う。
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pqN02jBj5K/ 番組のエッセンスを5分の動画でお届けします (2021年12月4日の放送内容を基にしています) もし80年前、太平洋戦争の時代にもSNSがあったなら、人々は何をつぶやいたのだろうか?今、研究者たちが注目するのが、戦時中に個人が記した言葉の数々「エゴドキュメント」だ。膨大な言葉をAIで解析。激動の時代を生きた日本人の意識の変化を捉えようとしている。 1941年12月に始まった太平洋戦争。長きに渡った戦争で国は焦土と化し、日本人だけで310万もの命が失われた。なぜリーダーたちは判断を誤ったのか。そして、なぜ多くの市民が大国との戦争に熱狂したのか。それを解き明かす鍵が、近年発掘が進むエゴドキュメント。個人がつづった日記や手記だ。表現の自由が制約
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/blog/bl/pvo4Ar54QB/bp/pMyaa3DezM/ 戦争を体験した人たちが少なくなる今、お話を聞き記録させていただくべき人は誰か…。そんな話し合いがきっかけで取材を始めたのが、沖縄の戦争孤児でした。 ひとりひとり消息を訪ねて、40人をこえる方々にお会いしました。取材から浮かび上がったのは、想像を超える過酷な歳月でした。これほど深刻な問題が、何の助けもないまま放置されてしまったのはなぜなのか。そうした問いの中から、今回の番組は生まれました。(「置き去りにされた子どもたち~沖縄 戦争孤児の戦後~」2023年6月24日放送) 県民の4人に1人が犠牲となった沖縄戦。その中で両親を失い孤児となった子どもの正確な人数は、いまも分かっていません。戦後まもない1948年、厚生省が「全国孤児一斉調査」を実施し
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pW6a77nvMO/?s=09 世界平和統一家庭連合=旧統一教会をめぐりこれまでクローズアップ現代が報じてきた数々の問題。「高額献金」、「宗教2世の人権」…。現在、国会で被害者の救済法案の議論が進んでいます。 さらに、いま教団内部から取材班に寄せられた情報から、“新たな問題”が浮上しました。信者の子どもの「養子縁組」のについてです。子どもを授かった家庭から授からなかった 家庭に積極的に養子をだすことを、教団が奨励しているのではないか。 取材班は実際の「養子に出された宗教2世」当事者に面会。長時間のインタビューで、「教義の道具として生まれてきたのではないか」と、自らの存在意義について悩み苦しんできた体験を語りました。 関連番組 クローズアップ現代 ◆当事者の方の声
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pbWJ88Rk1y/ 超高齢社会の日本。認知症の高齢者の数は、600万人以上といわれています。 認知症などで判断能力が十分でないとされると、銀行口座からお金が引き出せなくなるなど、いわゆる“資産凍結”をされる可能性があります。凍結された資産は、家族でさえも動かすことは難しくなります。 そうなってしまう前に、どういった対策を取るべきか。 ファイナンシャルプランナーの黒田尚子(くろだ・なおこ)さんに聞きました。 (クローズアップ現代 「親のお金をどう守る」取材チーム) 【目次】 ■ 認知症になると資産が凍結される!? ■ 資産凍結されたら「成年後見制度」に頼るしかない? ■ 判断能力が低下する前に出来る対策はたくさん
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pNnj4kdxEN/ 「UPFジャパン」と聞いて、すぐにどのような団体か理解できる人がどれだけいるだろうか。 一方で、そのUPFは「安倍晋三元首相がビデオメッセージを送った団体」といえば、理解できる人は多くいるはずだ。UPFは世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体であり、これまで旧統一教会は、「友好団体は別の組織として独立して活動している」との見解を示してきた。いずれも文鮮明氏が創設し、その一体性が指摘されているが、実態はどうなのか?そして、なぜ安倍氏はUPFにビデオメッセージを送ることになったのか。 そのUPFジャパンのトップ、梶栗正義氏が初めてテレビのインタビューに応じた。クローズアップ現代担当プロデューサーとの、90分に及ぶインタビューから見えてきた
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/p1x9nezNy6/ 「私は後遺症の治療を始めてから今まで、体育や部活動に復帰することを目指して過ごしてきたのですが、3月末をもって転校することになりました。スポーツ以外の道で体調と向き合いながら、今の自分でもできることを探してみようと考えました」 同級生たちに語った最後の言葉。17歳のさやかさん(仮名)は、スポーツ推薦で入学した憧れの高校をわずか1年でやめることになりました。原因は新型コロナの後遺症でした。 感染したときは軽症だったものの、けん怠感やめまいなどに1年以上悩まされ、大好きだったスポーツを続けられなくなったのです。 コロナ禍から日常を取り戻そうと社会が動き出す一方で、後遺症に苦しむ人は増え続けています。後遺症によって夢をあきらめ、新たな道を模索し始
急増“オミクロン後遺症”最前線からの報告初回放送日:2022年6月7日 時間差で押し寄せるコロナ後遺症の波。専門外来がある聖マリアンナ医科大学病院には、オミクロン株に感染した現役世代が急増。40代の男性は道路標識や看板などが理解できなくなり、休職に追い込まれた。オミクロン株は感染者数が格段に多いため、かつてない“後遺症の波”が来るのではと懸念も広がる。原因も治療法も解明されない中、長期間、後遺症に苦しむ子供たちも。患者や病院のルポ、最新研究から迫る後遺症の新たな実態。
目撃!にっぽん「目撃!にっぽん」は2022年3月で終了します。4月より「Dear にっぽん」として土曜午前10時5分から放送します。 声をあげて、そして初回放送日:2022年2月13日 5年前、自らの性被害を訴えたジャーナリストの伊藤詩織さん。彼女の問いかけは社会を少しずつ変えてきた。なぜ声を上げ続けてきたのか。社会に投げかけたものとは? 2017年に実名と顔を公表し、性被害を訴えた異例の会見。この5年、カメラが記録してきたのが、声を上げ続ける中で葛藤する伊藤詩織さん、そして少しずつ変わり始めた日本社会の姿だった。性暴力を語ることがタブーとされてきた中、多くの被害者らが声を上げ始めたフラワーデモ、支援窓口や教育現場の模索。一方、無くならない性暴力やSNS上のひぼう中傷。なぜ声を上げ続けてきたのか。社会に問い続けた5年を見つめる。
「原爆初動調査 隠された真実」初回放送日:2021年8月9日 今から76年前。広島と長崎では、アメリカ軍によって「原爆の被害と効果」に関する大規模な調査が行われた。調査では、被爆地に残る放射線・残留放射線が計測され、科学者たちは「人体への影響」の可能性を指摘していた。しかし、その事実は隠蔽されることになった。今も、広島や長崎の人々は、残留放射線の影響で苦しんでいると訴えている。 なぜ真実は隠されたのか。その過程をたどり、「原爆初動調査」の全貌に迫っていく。
「新型コロナ“第5波” 最大の危機をどう乗り切るのか」初回放送日:2021年8月11日 これまで経験のない最大の感染拡大“第5波”に直面している日本。感染の9割を占めるのが、ワクチン接種が進んでいない50代以下の世代だ。首都圏の医療現場では、既に病床の逼(ひっ)迫が進み医療崩壊の危機に警戒感が強まっている。猛威を振るう感染力が強い変異ウイルス「デルタ株」の正体とは…そして20~30代を襲う後遺症の実態とは…世界の最新研究も交え危機を乗り越えるための知見といま求められる対策を探っていく
20世紀は人類が初めて歴史を「動く映像」として見ることができた最初の世紀です。映像は20世紀をいかに記録してきたのか。世界中に保存されている映像記録を発掘、収集、そして再構成した画期的なドキュメンタリーのシリーズ。活字とはひと味違った映像ならではの迫力と臨場感あふれる映像で20世紀の人類社会を鮮やかに浮き彫りにします。
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