恒例の吉野山お花見 ここ10年ほど断続的に、春先になると奈良吉野山にお花見に出かけている。東京から行くので、週末を利用した1泊2日の旅。 時期は大体4月の上旬。冬のまだ寒いうちに桜の開花状況を予想して(山なので、平地よりも満開時期が少し遅い。)日程を決め、吉野山のふもとにある宿を予約してから、参加できる人を募る仕組みになっている。 吉野山の桜は山桜で、春先になると山全体が開花した桜に覆われたようになる。下千本、中千本、上千本、奥千本とそれぞれ呼ばれていて、吉野山を訪れた人は、ふもとの方から桜を眺めながら山を登ることになる。 ※ 吉野駅のホームにある案内板 吉野山は、古い時代の寺社仏閣が山中に点在しており、その多くを徒歩で回ることができる。2007年には山全体が世界遺産に登録されている。寺社仏閣は桜の名所であるところも多く、吉野山のお花見は、ただ桜を眺めるというよりは、寺社仏閣を巡るハイキン