DBを利用していると、不正なデータ投入やオペレーションミスなど様々な理由によって、データ破壊や消失といったトラブルに見舞われることがあります。今回はRedshiftにおけるデータ破壊・消失から復旧する方法についてを解説します。 バックアップについて データを復旧するためにはもちろんバックアップの取得が不可欠です。Redshiftのバックアップは以下の方法が考えられます。 自動スナップショット 手動スナップショット UNLOADコマンドによるS3ファイルバックアップ Redshiftでは、「スナップショット」といって、更新データを増分バックアップする仕組みが標準で提供されています。DDLやデータの更新情報といったクラスタを構成するユーザー、スキーマ、オブジェクト(テーブルやビュー、UDF等)の復旧に必要となる情報は全て含まれておりますが、一時テーブルや中間テーブルに対する書き込みのような
