無料動画配信サービスのJoostが、コンシューマー向けの動画配信から、企業向け動画プラットフォーム提供に重点を移すことを明らかにした。 JoostはSkypeの生みの親、ヤヌス・フリス氏とニクラス・ゼンストローム氏が立ち上げた企業で、テレビ番組などのコンテンツを広告付きで配信してきた。しかし、「現在の厳しい経済情勢の中で、独立した広告付きオンラインビデオプラットフォームとして運営していくことが次第に難しくなってきた」ため、事業方針を転換することにしたという。 今後は、動画配信サイトを構築するためのオンラインビデオプラットフォームをメディア企業などに提供することに注力する。コンシューマー向けの動画サイトJoost.comの運営は続ける。 これに合わせて組織再編を行い、人員を削減する。またCEOがマイク・ボルピ氏からエンジニアリング担当上級副社長のマット・ゼレスコ氏に交代する。ボルピ氏は会長と