ソフトバンクの孫正義社長は5月10日の同社決算発表会で、動画のネット配信サービスは「ネットならではの楽しみ方を開拓したところが利用されるだろう」と話した。 テレビ局のネット配信本格参入について問われて答えた。「かつて新聞社や雑誌社がネットに参入すれば、読み物のユーザーはすべてそちらに流れるという指摘があったが、そうはなっていない。単なる動画なら、テレビを付ければ無料で見られる。それをどう料理するか」と述べた。 同社グループが蓄積してきたネットノウハウは動画配信でも強みになるとの認識だ。ヤフーと共同で始めた「Yahoo!動画」(関連記事参照)は、孫社長によると「ページビューでGyaOを追い抜いているようだ」という。動画広告は今月から有料化に踏み切ったが、既に全枠が完売し、「さい先の良いスタート」と自信を見せた。 関連記事 ソフトバンク、動画配信を本格化 テレビ各局も参加検討 ソフトバンクとヤ
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