AppleはIBMと戦略的提携関係を結んだことを発表した。これによりIBMの150以上のエンタープライズ向けITアプリとツールがAppleのプラットフォームにネーティブで移植される。同時にIBMは世界各国でAppleのiPhoneとiPadを顧客企業に販売する。CNBCのインタビューに答えて、AppleのCEO、Tim CookとIBMのCEO、Virginia Romettyは「AppleとIBMはぴったりと合うジグソーパズルのピースのような関係だ」とその提携が理想的であることを強調した。
インフレームからソフトウェア/サービスに舵を切って以来、IBMはコモディティ事業を切り離し、成長分野にコア事業をシフトし続けてきた。2009年の年次報告書では、2010年以降の10年間、4つのビジネス領域に注力することを明言。先端ITを使って行政やビジネス、地球環境などの課題を解決する「スマータープラネット」、BRICsなどの新興国や、先進国の地方都市といった、新たなIT需要が見込める「成長市場」、そして「クラウド」と「データアナリティクス」である。同分野における技術強化のために、2015年までに200億ドルをM&Aに投じる計画だ。 特に買収が目立つのは、スマーターコマース関連の分野。調達やマーケティング、販売、カスタマーサポートなど、企業をまたがるビジネス活動全般を、ITを使って効率化する。スマータープラネット構想の中でも、一般企業を対象とする分野で商機が豊富と見込む。2011年6月には
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