「アヴェ・マリア」進行 シューベルトの「アヴェ・マリア」 を知っているよね? この曲のコード進行を聞くと 私は関心してしまうんだ。 特に最初のメロディーの進行。 「ア〜ヴェマリーイア〜」 普通なら |B♭|F7|B♭|という基本コード。 (注、小節を原曲の倍で書いている) クラシックでは 以下のようにすることも多い。 |B♭|B♭(ベースF) F7|B♭| さらに偽終止にして、 |B♭|B♭(ベースF) F7|Gm| ここまでは、よくある進行だよね。 ところがシューベルトは 以下のようなコード進行にしている。 |B♭ Gm6|B♭(ベースF) F7|Gm| 2つ目のコードに注目。 「Gm7」ではなくて「Gm6」なんだ。 つまり 「キーB♭」にはない「E音」が出てくる。 このコードは 「Em7(♭5)」で「ベースG」では? と思う。 「F7」に行くための 「C7」の「3,5,♭7,9」では?