ドメインの登録情報が何らかの手口で改ざんされ、正規サイトを閲覧しようとしたユーザーが不正サイトに誘導されてしまう被害が起きているという。 国内組織が運用している複数の「.com」サイトでドメイン名の登録情報が改ざんされ、正規サイトを閲覧しようとしたユーザーを不正サイトに誘導する「ドメインハイジャック」(ドメインの乗っ取り)が複数発生しているという。JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)や日本レジストリサービスが11月5日、注意を呼び掛けた。 日本レジストリサービスによると、9月から10月にかけて発生したドメインハイジャックではユーザーが政治的なスローガンなどを表示する不正サイトに誘導された。今回のケースでは不正サイトからユーザーのコンピュータへマルウェアが送り込まれる被害が起きているという。 ドメインハイジャックでは、正規サイトへ接続するために必要なドメインに関する
