xsel - コマンドラインからXセレクションを操作する 書式 xsel [オプション] 説明 XセレクションとはWindowsのクリップボードと同等の機能。XセレクションにはPRIMARY、SECONDARY、CLIPBOARDの3種類があるが、たいていはPRIMARYかCLIPBOARDのどちらかを使えば用が足りる。Windows経験者にとってはCLIPBOARDが一番便利だと思われる。xselは特に指定されなければPRIMARYセレクションを処理対象とする。 xselはコマンドラインから標準入出力とXセレクションとの間のデータ転送を行う。デフォルトでは、標準入出力が端末の場合セレクションの内容をそのまま出力する。標準出力が端末でない場合も同じ。標準入力が端末でない場合、入力されたデータをセレクションに設定する。標準入出力が共に端末でない場合は、まず現在のセレクションの内容を出力した後