Free Software Foundation(FSF)は米国時間16日、GNU GPL(General Public License)バージョン3の最初の討議草案をリリースした。この草案では、同ライセンスの特許やデジタル著作権管理条項の改定が提案されている。 GPLバージョン3の草案はFSFのウェブサイトからダウンロード可能である。同サイトには、変更点に関する説明を見ることやオンラインでコメントできるセクションも用意されている。また、今週マサチューセッツ工科大学で開催されているカンファレンスでは改訂版のGPLが議題に上っている。 FSFは15年ぶりにGPLを改訂するが、今回は、フリーソフトウェアやオープンソースソフトウェアに関係する個人や法人から幅広く提案を受け入れる。GPLは、プログラマーでFSF創設者のRichard Stallmanの学究的好奇心から生まれ、15年間でソフトウェア