構成管理データベース(Configuration Management Database、CMDB)とは、情報システムの全コンポーネントに関する情報の統合された保管・管理(構成管理)を行うデータベース。 CMDB は組織がコンポーネント間の関係を理解することを支援し、その構成を管理できるようにする。CMDB は ITIL フレームワークの構成管理プロセスの中核となっている。 CMDB は構成要素(configuration item、CI)とその重要な属性の詳細を記録し、CI同士の関係を記録する。CIは一般に3つの構成可能な属性で記述される: 技術的属性 所有者属性 関係属性 CMDB実装で鍵となるのは、CIに関する情報を自動的に発見する能力(自動検出)と変更に自動的に対応できる能力である。 自動的に対応するためには、インベントリ収集や監視システム、サービスデスク、チケットシステムとのAP