責任ある役職でバリバリと仕事をこなし、稼ぎもバッチリな「バリキャリ女子」が話題となっていますが、映画『ガルム・ウォーズ』の主人公・カラもバリバリと任務をこなす優秀な戦闘パイロット。いつものように任務で激しい戦いを繰り広げるなか、不思議な老人(ウィド)、そして敵対する部族の青年(スケリグ)と、まさに運命としか言いようのない出会いを果たします。そこでカラは、体を気遣われること、身を挺して守られること、さらには急にファーストネームで呼ばれることなどを初めて経験し、生じたことのない感情に戸惑います。
「B級ゾンビ映画の中から、いつか徒花のような傑作が生まれるのを見たい」と言う押井監督。一方では自らゾンビ映画を撮る気も満々の様子。しかし、押井監督の撮りたいゾンビ映画は、やはりというか一風変わったゾンビ映画になるかもしれない。 ゾンビと土葬の死生観 〜ゾンビは吸血鬼のパチモン 押井監督はなぜゾンビの小説を書こうと思われたのですか。 この小説(『ゾンビ日記』)にも書いたけど、ゾンビという存在そのものを観念として考えると面白いんですよ。死者が動き出す、死体じゃないけど生きていない、そういう考え方に対する興味は一貫してあった。 だけどゾンビ映画を作ってる人たちは、ゾンビというものについてそこまで考えてない。その観念に追いついている表現はいまだにないと思ってる。僕が考えるゾンビ、というか動き出す死体というか、それはもっと人間性の本質みたいな部分に迫るもの。いま世にあるゾンビ映画は、全然そこに追いつ
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などの映画監督・押井守は、監督業の傍ら時々小説も書いている。その押井監督が今年8月に上梓した最新刊が『ゾンビ日記2 死の舞踏』(角川春樹事務所)。押井守とゾンビ、これまでの作品歴からはあまり想像できなかったその組み合せには、押井監督のちょっと変わった「ゾンビ愛」が隠されていた……? 宝探し感覚で見る! ジャンルムービーとしての「ゾンビ映画」 押井監督が一番最初に観たゾンビ物というとなんでしょうか? よく覚えてないんだけど、多分ロメロだったのかなあ。昔から「スーパーマーケットもの」が好きだったから。 印象に残ってるのは、昔観たイタリア映画のゾンビ物……『サンゲリア』(1979年)か。お墓からむくむく出てくるやつ。中身は全然覚えてないんだけど、イタリアのエロいお姐さんを覚えてる。あとちょっと
Chang, Maro Nii @maroni_chang 「京番茶」第二号の、「リアリティーを突き詰めた結果、押井守による映画版では『レイバーは役に立たない』という結論に達してしまい、劇場版第二作ではレイバーの戦闘シーンが数分しかないといった状況を招いた。」という所について、不用意に押井の話をすると押井警察がやってくるという話をしよう。 2016-02-07 22:28:06 Chang, Maro Nii @maroni_chang 結論から言うと「リアリティーを突き詰めた」結果、「レイバーは役に立たない」という結論に達した、は間違いである。よって「レイバーは役に立たない」という間違った前提をもとにした「レイバーの戦闘シーンが数分しかないといった状況を招いた」はミスリードだ。 2016-02-07 22:29:25
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」場面カット (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT イメージを拡大 「攻殻機動隊」関係者に制作秘話を聞くリレーインタビュー。第3回は、押井守監督に記念すべき第1作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」について、今だから話せるエピソードを交えながら語ってもらった。 押井監督が「攻殻機動隊」アニメ化の話を持ちかけられたのは、「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の制作が終わり、熱海に建てた家に引っ越したばかりの頃だった。 「家のローンがやばそうだっていうんで、バンダイビジュアルさんに企画書を持ち込んだんです。僕が原作をした漫画『犬狼伝説』を全6巻のビデオで出そうというもので、これは後に『人狼 JIN-ROH』として実現したんですけど。その時に先手を打たれたんです
ウナム日月 @unamuhiduki 駿プロデューサー、押井守監督の「アンカー」のブレストを押井守・高畑・駿・鈴木の四人で、宮崎駿の所有する八ヶ岳の別荘でやったとき、その現場に宮崎吾朗(少年)がいた。 参考に見た唐十郎脚本・大鶴義丹(少年時代の)主演のドラマ『安寿子の靴』に痛く感動した吾朗。 2015-07-21 15:40:10 ウナム日月 @unamuhiduki 吾朗は父の駿に「これ続きいつ出るの?」などと聞いたが、駿はそのドラマを気に入らなかったため、吾朗のその感動した姿にショックを受けた、とのこと。 『アンカー』のブレスト会議自体は駿・高畑・押井らが全員大喧嘩したため(詳細はラジオで)、企画自体が消滅した。 2015-07-21 15:42:30 ウナム日月 @unamuhiduki 押井守が参考にビデオを持参した、唐十郎脚本のNHKドラマ『安寿子の靴』に駿は不満、高畑は感心した
名作アニメ「機動警察パトレイバー」の実写版である「THE NEXT GENERATION パトレイバー」だが、「マモルの部屋」の第7回が開催された。 →実写版パトレイバー、2014年4月から全7章をイベント上映! 完全オリジナル新作「THE NEXT GENERATION PATLABOR」 全長8mもの実物大98式イングラムやレイバードッグ併設の二課棟までを完全実体化するなど総製作費22億円を投入して制作していることでも注目の本作。4月5日の第1章(第0話~第1話)から順次公開され、2015年1月10日からは最終章となる第7章(第12話「大いなる遺産」)が上映されている。 今回、第7章公開を記念し、総監督・押井守さんがホストを務めるトークイベント「マモルの部屋」の第7回が1月22日に開催された。今回のゲストは、ヘッドギアのメンバーで押井さんと古くから付き合いのある出渕裕さん、「機動警察パ
『崖の上のポニョ』が公開されて間もないころに行われた、鈴木敏夫プロデューサーと押井守監督の対談を文字に起しました。押井守監督が、『ポニョ』の率直な感想を語っています。 この当時、『ポニョ』と同時期に、押井守監督も『スカイ・クロラ』を公開しており、話は『ポニョ』『スカイ・クロラ』、それから『インディージョーンズ』の3本の対比から入っていきます。 ジブリ作品の批評に気を使う人が多いなか、押井守監督は辛辣に語るので面白いですね。オープニングのクラゲの群生シーンには、押井さんも驚いたようです。 年を取れば、映画にあの世が出るのは当たり前 鈴木: 『インディージョーンズ』観た? 押井: ううん。 鈴木: 『インディージョーンズ』観てない? 要するに、インディージョーンズが、あるときチョエチョメして、そのときに出来てた子が大きくなってたって話なのよ。 みんな、なんで親と子が出てくるの? 宮さんもそうだ
今日は昨夜の湯浅版「ピンポン」が面白かったからそこから松本大洋の「天才の孤高と孤独」の話にしようと画策してたのにこういう記事が目に入ってですね。 ・ゆうきまさみと押井守の違い「正義の味方と風邪薬」 ・THE NEXT GENERATION パトレイバー -第1章-: Ash the 2nd Sight ひとつは押井守版パトとゆうきまさみ版パトでの正義の違い。 ひとつは新作実写版の話。 「正義の違い」なんざ押井に関しては脚本 伊藤和典の影響のあるパトじゃなく純・押井守イズムが横溢する「紅い眼鏡」あたりで比較すればもっとわかりやすいのになぜそこを持ってくるのかね、とか思ったりもするんだけれども。 だってパトレイバーは「未来放浪ガルディーン」の企画からメディアミックス展開を考えてたってのにそこに押井...という話は後。大熱血。―未来放浪ガルディーン〈1〉 (角川文庫―角川スニーカー文庫) 火浦
責任感があんまりないから、今はものすごくムリして維持している。監督の役目は責任をとること。アニメの監督は『OK』と『もう1回』さえ言えれば誰だってできますよ、ホントに」 現在開催中の第27回東京国際映画祭では、「庵野秀明の世界」と称した大型特集上映会が行われている。「新世紀エヴァンゲリオン」の監督・庵野秀明のさまざまな作品を大スクリーンで上映し、終了後に本人とアニメ・特撮研究家の氷川竜介の2人に1時間トークしてもらう……という企画だ。 4日目にあたる10月27日に上映されたのは「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2」「Air/まごころを、君に」(現在は「旧劇場版」と称されることが多い)。 これまで、「特撮・実写の庵野」「アニメーターの庵野」について触れてきたトークショー。とうとう「監督の庵野」だ。 ■初監督作品「トップをねらえ!」を憎んでいた 庵野の初監督作品はOVA「ト
押井守監督(63)が11日夜、東京・新宿ピカデリーで行われた自身の総監督作品「THE NEXT GENERATION-PATLABOR- 第4章」上映記念トークイベント「第4回 マモルの部屋」で、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(66)に、ジブリの今後について直撃した。 押井総監督はまず、「聞きたいことは、ただ1つしかない。ジブリ、どうするつもりなの?」と質問。宮崎駿監督(73)が昨年9月、長編アニメーションからの引退を発表し、現在公開中の最新作「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)以降の動向が注目される中、その真意を問うた形だが、鈴木プロデューサーが「パトレイバーの話、するんでしょ?」とかわそうとした。すると、押井監督は「そんな話、聞いてない。どうするも、こうするも、リストラも必要だろうけど、リストラしたいから、こうするの?」と、スタジオジブリがアニメーターをリストラしていると暴露し
現在実写版「パトレイバー」第二章が放映中です。 THE NEXT GENERATION パトレイバー メインビジュアルのロボット、格好いいでしょう? でもね、全然動かないから。 知らない人なら肩透かし。 知ってるファンなら「やっぱりね」。 「機動警察パトレイバー」は、初期OVAとゆうきまさみの漫画版が、1988年にはじまったメディアミックスプロジェクト。 ゆうきまさみの漫画版は、ロボット工学は進歩すればこうなるかもしれない、という近未来(2000年。とっくに通り過ぎましたよ!)を描いた作品。 民間のレイバー(作業用ロボットの総称)犯罪。警察のレイバーが起動して、治安を維持していきます。グリフォンなどの宿敵レイバーを相手に戦う、SFアクション作品でした。 一方、アニメ監督・押井守が関わっているTVアニメとOVA版は、半分はそのようなレイバーのアクションアニメになっています。半分はね。 じゃあ
「基本的に海外の映画」と語った押井守監督 「機動警察パトレイバー」の実写版プロジェクト第2弾『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第2章』の公開を記念し、押井守総監督がホストを務めるトークイベント「第2回 マモルの部屋」が12日、新宿ピカデリーで行われ、押井監督が現在推し進めている初の英語実写映画『ザ・ラスト・ドルイド: ガルム・ウォーズ(原題) / The Last Druid: Garm Wars』について言及した。 映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第2章』フォトギャラリー トークショーの最中に次回作について質問された押井監督は、カナダとの国際共同制作作品『ザ・ラスト・ドルイド: ガルム・ウォーズ(原題)』のタイトルロゴをスクリーンに初披露。 ADVERTISEMENT 「向こうとの契約があって、キャラクターなんかは見せられないんだけど、基
今回の原稿は「押井守がこれまでアニメ界においてどのような位置にあったか」という点の概説として依頼されたものである。 さて、それを語るにどこから始めるべきだろうか。 押井守がアニメ業界に入ったタイミングだとすれば一九七七年まで遡らなければならないし、出世作であるテレビアニメ「うる星やつら」の放映開始ならば一九八一年、同じく(商業)映画初監督作品の「うる星やつら オンリー・ユー」の公開時なら一九八一年となる。 しかし、この文章を読む多くの人が意識しているように、押井守の「映像作家」としてのスタートはやはり「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」(以下「B・D」と略記)と見るのが妥当だろう。他方、「攻殻機動隊」の成功によって押井守が(一応)国際的映像作家となってからは押井守が種々の媒体に登場する機会が飛躍的に増え、それ以前のように「知る人ぞ知る」に近い存在ではなくなった。何より、時代が新しく
実写版「パトレイバー」ヒロインは真野恵里菜[映画.com ニュース]今年3月の発表以来、大きな反響を呼んでいる実写版「機動警察パトレイバー」が、完全オリジナルの新作プロジェクト「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」として本格始動することになり9月25日、製作発表記者会見が行われた。ヒロインを演じる真野恵里菜をはじめ、主要キャストが発表されたほか、松竹配給で2014年4月からシリーズ全7章が劇場でイベント上映され、翌15年に長編映画が公開されることが明らかになった。 「機動警察パトレイバー」は、レイバーと呼ばれる人型作業ロボットが普及した日本を舞台に、警察のレイバー(パトレイバー)部隊・警視庁特科車両二課中隊(特車二課)の活躍を描いた人気アニメ。実写化については、今年3月に開催された東京国際アニメフェアの東北新社ブースで正式発表され、7月には仏パリの「第14回ジャパ
「TV ブロス」に掲載された押井守の『風立ちぬ』評を、やっと読みました。 発売日に買ってはいたんですけども、自分が映画を受け止め切れていないのに、押井評に引っ張られると別の映画になりそうなので、読まずにいました。 ところが、いざ読んでみたら、宮崎駿監督を昔から知っている友達ならではのもので、“宮さんってこんな人”っていう紹介に近い内容なのでした。 二郎は宮崎監督であり、限りなく自分の持っているものを正直に出している、と評価していますね。 旧友への愛と尊敬を感じます。ツンデレっぷりも、押井さんらしい。 押井さんは、宮崎駿監督を羨ましく思っている人なんじゃないかな。 簡単にまとめると以下のような内容を、押井さん独自の視点で解説しています。 宮さん自身が剥き出しの、自分だけのために作ったオレ・ジブリ 『風立ちぬ』について ・原作の主人公はブタなので、映画もヒロイン以外はブタだと思っていた。 ・僕
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130805/p2 からちょっと続く。 どれがオリジナルかもうわからんけど、とにかく横浜に「実物大パトレイバー」が登場し、それが写真を撮られまくり、投稿が相次いだ。それをまとめたものが多数ある。 http://togetter.com/li/543538 http://matome.naver.jp/odai/2137346739293738201 http://patlabor-nextgeneration.com/ おまけで http://togetter.com/li/190448 実写版公式サイトとされるもの。 http://patlabor-nextgeneration.com/ んで。 http://newskenm.blog.fc2.com/blog-entry-5482.html @Ito_Kazunori『パ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く