熊本市は、日本マイクロソフトと連携し、市職員と市立学校の教職員、計1万2500人の働き方改革を推進する。プロジェクトでは「Microsoft 365」やAI(人工知能)などを活用することで、業務効率化や残業削減、市民サービスの向上などを目指す。 市は、クラウド対応の「Office」などをセットにした「Microsoft 365」を、全市立小中高(136校)は教育機関向けの「Microsoft 365 Education」を導入。クラウドシステムを活用することで業務の効率化や残業の削減を図る。また。行政のIT基盤をクラウド上に構築することで、さらに災害に強いインフラ整備にも取り組む。 AIがデータを分析して導き出した「助言」も参考に、業務改善に取り組む。例えば、同じメンバーと同じ会議に何度も出席していると「業務を分担した方がいいのでは」などと非効率的な会議の削減を促す──といった形だ。 関連