ロボットで仮想の株を自動売買する「カブロボ・プログラミング・コンテスト」(カブロボ・コンテスト)の結果が、3月18日に発表された。同コンテストは、早稲田大学理工学部や日本IBM、野村総合研究所が共同で開催し、2405チームが参加するという大規模なプログラミングコンテストとなった。コンテストの頂点に立ったのは、1000万円の仮想資産を1129万6000円とし、単純計算で年利回り332%を達成した倉林俊成氏だ。 カブロボ・コンテストは、参加者が作成したソフトウェアロボットか、コンテスト側が用意した簡易ロボットを利用して、日経225銘柄から選定された特定の40銘柄を対象に、株を自動的に売買するというもの。株の銘柄や株価などは実際の株式市場と同じものを使い、売買注文はコンテストの仮想証券会社に対して行う。プログラミングや株の知識がない未経験者でも参加できるように、ブラウザを使ってコンピュータと対話
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