ジミヘンばりに顔面崩壊しながらピアノを弾くことで有名な日本人ピアノ奏者、内田光子がシェーンベルクのピアノ協奏曲について語る映像を見つけました。陽気な感じで早口に喋るのが意外。 あなた方はきっとこの曲を丸ごと記憶しておくことは出来ないでしょう。構造やこの曲について全てのものごとを説明することはできます、しかし、(音楽に耳を傾けるジェスチャーをして)ただこのように音楽に耳を傾けて欲しいのです。それが全てです(意訳) 「現代音楽を聴く」という行為について、ものすごく真っ当なことを言っている。とても奇怪な音楽を耳にして、その意味を探ろうとする。それは真っ当な行為だけれども、意味づけするのは後からで良い。コンサート・ホールの椅子に座ったらじっと、音楽に耳を傾け続けるべきだと思う。 シェーンベルク :ピアノ協奏曲 作品42posted with amazlet on 07.03.14ブーレーズ(ピエー