昨年、デビュー50周年を迎え、41年ぶりにNHK紅白歌合戦に出場した3人組バンド、THE ALFEE。 “王子”キャラで、長髪をなびかせて派手な衣装をまとう高見沢俊彦は70歳だ。ライブではギターを抱えて軽快に跳びはね、ステージ上を駆け回る。どうしてそんなにエネルギッシュなのだろうか。心身ともに老いない理由、そして50年も3人一緒でいられる理由を探った。(取材・文:内田正樹/撮影:宮脇進/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 41年ぶり2度目の紅白出場を、リーダーの高見沢俊彦は、「スタッフやファンの方々がメンバー以上に喜んでくれた」と笑顔で語る。 「前回出場した1983年は、ヒット曲がないまま日本武道館のライブを成功させて、その後、もともとはアルバム用の曲だった『メリーアン』でヒットに恵まれた。『好きにやればいいんだ』と、ようやく自信がついた年でした」 今回の紅白で披露したのは、代
「『FM音源との出会いと挑戦』〜チョウニング博士とヤマハOBによる座談会〜」が2024年12月12日、静岡・ヤマハ本社で行われた。 2024年は1974年のヤマハシンセサイザー第1号機『SY-1』発売から50年の節目。今回の講演はそれに伴った記念企画のひとつで、当事者たちがFM音源との邂逅から名機『DX7』開発に至るまでのエピソードを振り返る貴重な機会となった。 FM音源の発見 「FM(frequency modulation)」とは日本語で「周波数変調」と訳される。ラジオのFMと原理的には同様で「ひとつの波形に別の波形を干渉させて変調する」という概念だ。 特徴はシンプルなアクションで複雑な波形(=音色)を生み出せること。アナログで再現するのが難しかった、その金属的な音色はシンセサイザーだけでなくゲームやPC、懐かしの着メロの音源としても使われ、今や我々にとって身近なサウンドのひとつと言っ
かつて「月刊OUT」というアニメ/サブカル誌がありました。 このウェブサイトでは、元読者3人からなる「月刊OUT勝手連」が 18年にわたる雑誌の歴史を振り返ります。 「月刊OUT」は、1977年に創刊され1995年に休刊となった、みのり書房発行の月刊誌です。当初はサブカルチャー系総合誌として発刊されましたが、徐々にアニメと読者投稿を主体とした雑誌へと変貌していきました。 この雑誌は、発行されていた18年間、アニメを中心に、おたくカルチャーの成長拡大と並走しながら、少なからぬ影響を与えてもきました。しかし、その功績が語られる機会が多かったとはいえません。かつてのおたくカルチャーがポップカルチャー全体に浸透している現在、おたくカルチャーを源流とする大きな文化史のなかに月刊OUTを位置づける作業が必要なのではないでしょうか。 もうひとつ、単なる歴史のひとコマという視点では見えないものがあります。
SNS上でアカウント名の最後にスペース番号が付きはじめると、コミックマーケットへの期待が高まってくる。 コミケ、あるいは開催時期によって夏コミ/冬コミとも呼ばれる同人誌即売会「コミックマーケット」。今回の冬コミ「コミックマーケット105」(C105)は、12月29日(日)30日(月)に東京ビッグサイトで開催される。 3桁に到達したシリーズナンバーが示す通り、1975年に初開催されて以降、長い歴史を持つ大型イベントは、2025年12月に50周年を迎える。コロナ禍での開催中止や規模縮小を経て、近年は若年層の参加者も増え、夏には26万人を動員した。 今回は迫る「コミックマーケット105」へ向けて、コミックマーケット準備会共同代表・市川孝一さんにインタビューを実施。 半世紀という節目を迎えるコミックマーケットはもちろん、クレジットカード会社による決済停止問題やオタクカルチャーの政治との接近など、表
――菱田さんはサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)入社2年目で『∀ガンダム』に参加し、演出助手や絵コンテを担当しています。当時、どのような気持ちでスタジオに入ったのでしょうか? 菱田 そもそもサンライズを志望したのは、小さい頃に見た『機動戦士ガンダム』に衝撃を受け、その後ものめり込んだのがきっかけです。学生時代にはアニメだけでなく、富野(由悠季)監督の小説もすべて読んでいましたね。当然、サンライズに入ったからには富野監督と仕事をしてみたいという思いがありました。 ――そのチャンスが意外と早く巡ってきたわけですね。 菱田 入社してすぐのタイミングで「次の『ガンダム』を作るらしい」という噂がありました。チャンスがあれば関わりたいと思い、自発的にコンテを描いていたら実際にチャンスが巡ってきて、演出助手というかたちで『∀ガンダム』の現場に入ることができたんです。 ――『∀ガンダム』は、
「週刊文春」の記事をめぐり提訴した裁判が先月終結した「ダウンタウン」の松本人志さん(61)。裁判を起こしたタイミングで芸能活動も休止し、それ以降取材に応じることはありませんでしたが、今回「なんでも聞いてください」と胸の内を吐露しました。訴えを取り下げた理由、休止中の葛藤。そして、今後を見据える中で感じた相方・浜田雅功さんへの思いとは。 話をさせてもらう前に、まずこれはしっかりと言っておきたいんですけど、今回のことでたくさんの人にストレスを与えてしまったこと、ここに対してすごく申し訳ないと思っています。 家族もそうだし、相方もそうだし、後輩もそうだし、吉本興業にもそうだし、もちろん応援してくださっている方にもそうだし、僕のことで負担を強いてしまった、悔しい思いをさせてしまった。そういう全ての人に申し訳なかったと思っています。 飲み会について言えば、僕としてはみんなで楽しんでくれればという思い
フロンティアワークスとKaKa Creationは13日、TikTokやYouTubeで活動するTikToker「ツインズひなひま」の新作アニメ化を発表した。公開は2025年春ごろを予定しており、制作の過程でAIを活用し、スタッフはNetflixオリジナルやテレビシリーズなどの作品に参加するアニメーター、美術、撮影、CGスタッフなどで構成されている。また、制作にAIを活用したことへの経緯の声明文、手塚眞、安彦良和のインタビューが公開された。 【写真】その他の写真を見る 『ツインズひなひま』は、 都内の高校に通う双子の女子高生で、現在1年生。姉が白毛のひまり(妃莉)、妹が赤髪のひなな(陽奈奈)で、TikTokへの動画投稿でバズることを夢見ており、ダンスを手始めに、伸びそうなネタをかたっぱしから撮影していく中で、妙な異変に気づいた時から、おかしな世界へ足を踏み入れていく…というストーリー。 公
「ルーキーなら、これぐらいの画力でも載せていいかなと思って」『ふつうの軽音部』原作・クワハリ先生の【絵が苦手】だからこそ開けた漫画道高校の軽音部を舞台にした青春ドラマ『ふつうの軽音部』。「次にくるマンガ大賞2024」Webマンガ部門第1位を受賞した、「少年ジャンプ+」で連載中の本作は、原作担当のクワハリ先生が「ジャンプルーキー!」に投稿していた同名の作品が元になっている。フルタイムで仕事をしながら「ラクガキ」でもいいと投稿していた当時の心境、独特のネーム執筆法など、マンガ家志望者はもちろん、そうでなくともマンガを描きたくなるインタビューをお届けしたい。 マンガを描くようになった経緯を教えてください。 最初はただ「絵を描いてみよう!」と思ったんですよ。iPadを買ってイラストの練習をしていたんですが、30代まで特に絵を描いたことがなかったので、全然上手くならない(笑)。それにイラストというと
忙しいステージの合間を縫って自ら農園を世話している。ステージではいつも1時間ほど立ちっ放しだという。公演後の客席には、笑い過ぎた観客の入れ歯や補聴器が落ちていることもある 「ようこそいらっしゃいました。今日は何を訊きに来られたんですか? 自民党新総裁の石破さんなら私はよ~く知っていますよ? 向こうは私を知らないけれど。最初に言っておきますけどね……ハイ、これすっぴん(帽子を脱いで)」 【思わず二度見】河口湖畔で「野菜と新ネタを作る日々」…綾小路きみまろ「意外すぎる素顔」写真 のっけから軽妙なトークを繰り広げると、自らキャップを脱ぎ、普段は″非公開″の帽子の下を披露したのは漫談家の綾小路きみまろ(73)だ。満面のスマイルでFRIDAY記者を迎えると、自家製のハーブティーをカップに注ぎながら話し出した。 「最近テレビはめっきり。70代になると戦力外通告みたいなもんです。芸能界、夢と希望と誤解と
過去14年間のPlayStation Podcastをお聞きの方なら、吉田修平をよくご存じでしょう。PlayStation®3およびPlayStation®4時代にPlayStation Studiosのプレジデントを務めたことで広く知られる吉田修平は、ここ数年、インディーズイニシアチブ代表としてインディーゲーム開発者の支援に力を注いできました。 来週、PlayStation®が30周年を迎えるにあたり、吉田修平のキャリア、今後の計画、そしてPlayStation の30年間を振り返ってのお気に入りのゲームについて話しを聞く機会を得ました。ここからは、長時間にわたる対談の抜粋をお届けします。 注:本記事のインタビューは、内容をわかりやすく簡潔にするために要約されています。フルバージョンの対談をお聞きになりたい方はこちら(Apple、Spotify、直接ダウンロード)をご確認ください(※音声
『超時空要塞マクロス』『聖戦士ダンバイン』といった1980年代のテレビシリーズから、2024年に公開され大ヒットした映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』まで、さまざまなロボットアニメ作品に携わりつづけてきた宮武一貴さん。日本のメカニックデザインにおける先駆者といえる存在です。 御年75歳の宮武さんは、なぜ長きにわたって“未来のロボット”を描いていられるのか。 そのような唯一無二の存在になったのは、どんな子ども時代を送ってきたからなのか。 メカニックデザイナーの仕事論と人生論を伺いました。 宮武一貴(みやたけ・かづたか)さん メカニックデザイナー・イラストレーター・コンセプトデザイナー 1949年生まれ、神奈川県横須賀市出身、在住。本名は渡邊一貴。 東京農工大学大学院在学中にデザイン会社を設立(のちに「スタジオぬえ」へ移行)。 創設メンバーのひとりとして活動し、『超時空要塞マクロ
動物インタビュー画像まとめ かわいい Tweet カテゴリ動物 0 :ハムスター速報 2024年11月22日 09:13 ID:hamusoku わんこにインタビューしてたのかわいいし マイクにフンフン鼻息入ってたのもかわいいし お姉さんの話し方も優しくてかわいい 全てがかわいい ありがとうHTB pic.twitter.com/GMHnL5pAOs— ❄️ 𝑁𝑖𝑘𝑎 𝑁𝑎𝑦𝑢𝑘𝑖 ❄️ (@SnowySnowly) November 20, 2024 ペットや動物にマイク向けるのもっとやってほしい https://t.co/B5LFi4pI4F pic.twitter.com/bKxKQPirYk— ぷっち (@CrazyCatssan) November 21, 2024 ここから画像羅列系 1:ハムスター名無し2024年11月24日 21:44 ID:EG5s5g
――やっぱり、連載期間は落ち着いて生活することはできませんでしたか? それでも『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(以下、『かぐや様』)を連載していた頃よりは全然よかったです。あの頃は人間の生活をしていなかったので(笑)。今回、原作だけに注力できたことで、ちょっとずつ「生活に重点を置いてもいいのかな」と思うようになりました。今は「農作業でもしたいな」と考えてます。 ――「『【推しの子】』は当初から大まかなプロットが固まっていた」と、これまでの発言で明かしていますが、完結まで想定通りに進みましたか? はい。エンディングに関しては想定通りに進みました。 ただ、『【推しの子】』は最初に決めるところと、決めないところをちゃんと区切っていました。最初からすべてを決めて進めることもできるし、昔はそういうタイプの作家だったのですが、『かぐや様』を描いたことで変わったと思います。 作者にも見え
東京から約290キロ離れた南の島、八丈島。東京から船に揺られて一夜を明かし、やっと到着するほど遠い。 しかし、この八丈島に行ったとき、不思議に思ったことがある。 チェーン店などほとんどないこの島に、「全日食チェーン」なるスーパーマーケットがあちこちにあるのだ。数えると、なんと4軒も存在した。 しかしフランチャイズのように画一的ではなく、それぞれの店は別に屋号を持っていて、独立している。 それでいて、値段も離島にしてはかなり頑張っていた。 さらに、八丈島ならではの海産物や特産物も豊富に置いている。 いったい、この全日食チェーンとは何なのか? 調べてみると、伊豆七島のうち6島も店がある。チェーン店が出店しても割に合わないとされる離島において、驚異的だ。 奄美大島はもちろん、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島などにも店がたくさん。さらには台湾との国境に近い西表島にまで店舗が2軒もあるという。 ま
《この記事は約 9 分で読めます(1分で600字計算)》 HON.jpが9月8日に開催したオープンカンファレンス「HON-CF2024」のセッション7「小説投稿サイトのいま」の様子を、出版ジャーナリストの成相裕幸氏にレポートいただきました。 「作家の揺りかご」となった小説投稿サイト 昨今「文芸書が売れない」との見方は関係者でほぼ一致している。一方で、小説投稿サイト発の作品からの商業出版やアニメ化は今も活況だ。厳しい文芸市場においても初版数万部でスタートするシリーズ作品も珍しくない。 かつての雑誌は連載原稿料、単行本化含め新人発掘育成や作品認知拡大を担っていた「作家の揺りかご」(鷹野凌氏)だったが、現在小説投稿サイトがその機能の大部分を代替していると言ってよい。では国内有数の小説投稿サイト運営者は現状をどのようにみているのか。ユーザー獲得・支援から継続利用につなげる取り組み、今後目指す方向性
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