イギリスにある世界で最も有名な先史時代の遺跡がストーンヘンジだ。紀元前3100~2000年の間に建てられたと考えられているが、しかしながら現在、我々が数千年前のストーンヘンジだと認識して眺めるその円陣状の直立巨石と周囲の土塁は、実はそのほとんどが20世紀の修復技術の進歩の賜物であるらしい。 ■ストーンヘンジは大規模な復元作業が繰り返し行われていた ストーンヘンジは過去に大規模な復元作業が繰り返し行われており、特に20世紀初頭から半世紀ほどの間に完全に作り直されていると、考古学者で作家のクリストファー・チッペンデール氏は語る。 【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/06/post_13482.html】 これまで当時の作業についての詳細はほとんど公表されておらず、事実を知る人が限られていたため、ここ数年で写真資料が流出するかたちで公になったことで、英国中に大きな