マップで感染事例が報告された施設の情報を見られる。それぞれの丸印をクリックすると、施設名、住所などが表示される。NewsDigestのアプリの画面=東京都内で2020年4月10日、木許はるみ撮影 ニュース速報の配信や世論調査を手掛ける報道ベンチャー企業「JX通信社」(東京都千代田区)は、感染者が確認された施設を地図上に示して利用者に通知するサービスを始めた。感染者が発生した企業や自治体からの広報資料を集約し、利用者のスマートフォンの画面などに、どこで、いつ、何人の感染者が発生したかが表示される。コンビニやスーパー、商業施設など身近な施設が多く含まれており、同社の広報担当者は「感染事例が身近にあることを知り、感染を広げないという自覚を持った行動につなげてほしい」と話している。【木許はるみ/統合デジタル取材センター】 開発のきっかけは、公的機関や企業などの情報発信方法がばらばらのため、利用者が