Title : 黒猫の愛読書 1 隠された闇の系譜 Author : 藤本圭 / Illust : Dite ISBN:9784044741013 / 角川スニーカー文庫 第12回スニーカー大賞・優秀賞受賞作。 本の声が聞こえる女子高生と魔導書を追う本の探偵のお話。素朴な文学少女が、1人の青年に出会う事で戦いに巻き込まれていく...と言う展開です。 普通。本を題材としたバトルものって結構あるかと思いますが、それらとどうしても比べてしまう。そうすると、ちょっと地味かなーと言うのが第一印象。 ヒロインは本の声が聞こえるもんだから、人間の友達なんていらない...と言うとにかく暗い性格なんですが、そこはあんまり気にならなかった。寧ろイケメンに話しかけられてアタフタしている姿が妙に可愛い。 しかし、バトルになるとイマイチ迫力に欠けて微妙な感じが。上手い下手とか言う話じゃなくて、印象に残らないというか
スニーカーの新人さんその2。その1の『放課後の魔術師』と雰囲気がかなり似ている。 主人公はおとなしくて目立たなくていつも本を読んでいる陰気な少女。でも眼鏡を外すと美人。優しかった祖母、快活な友だち、そして意地悪な男の子。出会って恋をして成長する。最後は眼鏡をコンタクトに変えるオチ。一昔前の少女漫画を読んでいるような気分。乙女チックすぎる。 『嵐が丘』をモチーフにしているあたり『“文学少女”』シリーズ的な匂いを感じる。「書籍物」というか「読書物」というか。『“文学少女”』が完結したと同時にこういう作品を送り込んでくるのはもしかして後釜狙いとかそういう意図があるのだろうか。ないのだろうな。昨年の『リンネ!』も読書物だったし、『放課後の魔術師』も小説が重要アイテムとして出てくるし。単にスニーカーがそういう作品好きなだけなのかも。 それでいて魔術の設定は、オカルティズムやら何やらに則ったけっこう本
あらすじ 書物と会話できる少女・綴の前に現れた謎めいた美青年・コウ。自らを〝本の探偵〟と名乗る彼は、綴の特異能力を使って、ある本の調査に手を貸してくれと告げる。だが、それは16世紀から続く魔術戦争の始まりだった!! レビュー 既存の作品と被る。 金の帯で大きく「スニーカー大賞≪優秀賞≫受賞作」という文字が踊る。 スニーカーの優秀賞とあらば読まねばなるまい、というかすぐ読まないと積む!という思いから読破。 面白いとは思う、だが有力な先達たちが常に影をちらつかせる。 書物と会話できる≒R.O.Dの読子さん(ちょっと違うが、イメージが近い、黒縁メガネだし) 本の探偵・コウ≒ブラック・キャットのトレイン(黒猫ってまんま・・・) 魔術書云々⇒某荒唐無稽スーパーロボットアクション・デモン○イン(魔道書の記述についてはこっちの方がマニアック) 嵐が丘⇒文学少女2巻でモチーフになってた・・・。 モチーフと
狭間の広場 ライトノベル中心の感想ブログ。ネタバレ満載 かつ 時々地雷常に辛口。 苦手な方はお気をつけください。 黒猫の愛読書 I -THE BLACK CAT’S CODEX- 隠された闇の系譜 (角川スニーカー文庫 209-1)/藤本 圭 ¥580Amazon.co.jp 【書物と会話できる少女・綴の前に現れた謎めいた美青年・コウ。 自らを本の探偵と名乗る彼は、綴の特異能力を使って、 ある本の調査に手を貸してくれと告げる。 だが、それは16世紀から続く魔術戦争の始まりだった!!】 妄想癖の文学少女、いつもひとりで本を読んでいる綴。 元気いっぱいのボーイッシュな図書委員、こまち。 黒服に身を包んだ不思議な青年、コウ。 嵐が丘の下巻を借りに来た有名な生徒。 最愛の祖母が亡くなった日から、始まったのは閉じこもった毎日。 うーん、彼らの歴史を話し始めてから、途端に胡散臭くなっちゃいました。 横
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