P2Pファイル共有ソフト「Winny」を開発したことで知られる技術者の金子勇さんが7月6日、急性心筋梗塞で死去した。 Winny裁判で弁護人を務めた壇俊光弁護士がブログで明らかにした。 金子さんは1970年7月生まれ、栃木県出身。茨城大学大学院、日本原子力研究所などを経て、東京大学特任助手だった2002年5月にWinnyを公開。04年5月、著作権法違反ほう助容疑で逮捕・起訴されたが、11年12月に最高裁で無罪が確定した。技術者が開発したソフトやサービスについて負うべき責任の範囲などについて大きな議論になった。 起訴後、P2P技術を応用したコンテンツ配信サービスを手がける「Skeed」の設立に携わり、昨年12月には東京大学情報基盤センター特任講師に就任していた。 金子さんのWebサイトでは、プログラム「NekoFight」の最新版「Ver.2.4」が6月8日に公開されている。 関連記事 開発
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