中国・広東省で見つかった、世界最古の酢豚指南書『古老肉(グーラオロウ)食譜』2冊が注目を集めている。長年議論を呼んできた「酢豚にパイナップルは必要か」という「酢豚パイン論争」に終止符を打つ答えが、この2冊の内容から明らかになったためだ。 地元紙「七索日報」が27日付で伝えた。酢豚の具材には豚肉、ピーマンなどの野菜、そしてパイナップルを指す「菠蘿(ボーロー)」を加えるのが一般的。果物であるパイナップルを入れる理由については、「当時高級食材だった菠蘿を入れて欧米人の好みに合わせるため」「パイナップルの酵素で肉を柔らかくするため」など諸説ある。 しかし、「豚肉と野菜だけで十分なのに、パイナップルの甘味で味が台無しになる」と主張する「パイナップル不要論」は根強く、その是非は長年論争の種となっていた。 地元の広東料理店「包(パオ)」で見つかった『食譜』は、初版と改訂版の計2冊。酢豚はこれまで、18世
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