イカのようにくにゃっとした柔軟なロボットを、米ハーバード大学が開発した。尺取り虫のように這う動きがちょっと不気味だ。 イカやヒトデなど、体内に固い骨格を持たない生き物をヒントに開発されたこの「Multigait soft robot」、形は4本足のヒトデのよう。色は白くて半透明でちょっとイカの刺身っぽい。大きさは15センチ程度。エラストマーという柔らかい素材でできていて、内部には5つのアクチュエータとシンプルなバルブのみが入っている。バルブから空気を送り込んで風船のように膨らませたり、空気を抜いたりすることで動き、尺取り虫のように這ったり、4つ足の動物のように歩いたり、狭い隙間をくぐったりできる。 固い素材のロボットは重くて高額なため、Multigait soft robotは従来のロボットが適さない場面で活用できるかもしれない。このロボットを開発したジョージ・ホワイトサイズ教授の研究室に
日経NETの記事によると、茨城県つくば市が「搭乗型移動ロボット」の実証実験特区の認定を内閣府から受けたとのこと。これにより、セグウェイなどの「1人乗り移動ロボ」の公道走行が可能になるそうだ。早ければ夏にも走行実験が開始されるとのこと。 つくば市はまず、つくばエクスプレスつくば駅と研究学園駅からそれぞれ半径2キロメートル圏を実験エリアとして設定。不特定多数の人や車が行き交う場所で移動ロボットを市民らに使ってもらい、ロボットの使い勝手を確認する計画だ。
7日、米ラスベガスの家電見本市で注目を集めた少女型ロボット「I−FAIRY」(中央)と、アザラシ型ロボット「パロ」(共同) 「カワイイ」−。米ネバダ州ラスベガスで開幕中の家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に7日登場した日本のロボットが、米国人らの注目の的となった。世界初のお披露目となったのは、科学館や博物館でガイド役が期待される少女型コミュニケーションロボットの「I−FAIRY(アイ−フェアリー)」。開場と同時に観衆に囲まれる人気ぶりで、米テレビ局の取材が殺到した。 動作パターンを簡略化、プログラミング作業を簡単にできるのが特長。歌やダンスを披露するたびに観衆を沸かせていた。サンリオグループのロボット開発会社「ココロ」(東京)が製作、世界の科学館や研究機関などに納入を目指す。1体7万ドル(約650万円)。既に複数の引き合いが来ているという。(共同)
AP通信によると、米バージニア州ウィザビルの郵便局で、銃を持った車いすの男が人質5人をとって立てこもっていた事件で、約8時間後の23日深夜、男が警察の説得に応じて投降し、身柄を拘束された。 男は軍用爆弾を所持しているとの情報もあったため、警官隊もうかつに近づけず、警察側は最新式の銃携帯ロボットを車いすの男に向けて「ホールドアップ」。男は両手を上げたまま、爆弾が装備されている疑いのある車いすから離れ、地面にうつぶせの姿勢をとった。 詳しい状況は分かっていないが、死傷者はいないもよう。 男が郵便局に押し入ったのは23日午後2時半(日本時間24日午前3時半)ごろ。地元警察によると、男は元海兵隊員と称しているという。片足がなく、車いすを利用しているという情報の一方、車いすは押していただけとの情報もあり、詳しい犯人像は明らかになっていない。男はまた元海兵隊員と自称し、プラスチック爆弾(C4)を車いす
人間が宇宙に乗り出す「大宇宙時代」に最も活躍されることが期待 される宇宙ロボット。宇宙で人間の手が足りないところはロボット が助けます~そんなコンセプトの元に開発されたロボット「Ast robot(アストロボット)」の初期実験の運用イメージです。 本実験~コードネーム「REXJ(レックスJ)」~では伸展式ロ ボットアームと、宇宙ひもを使用した移動方法を検証します。20 11年度に打ち上げる予...
前の記事 ハンマーでも壊れない、サムスンのフレキシブル・ディスプレー(動画) 不死身の駿足「ゴキブリ型ロボット」(動画) 次の記事 変形して隙間をくぐりぬけるスライム型ロボット(動画) 2009年10月19日 Priya Ganapati 3Dアニメ映画『モンスターVSエイリアン』に登場する、形を変えられる半固体のモンスター「ボブ」(B.O.B.)を覚えているだろうか? [食品工場での遺伝子組み換えトマトと化学変化したドレッシングを掛け合わせる実験で偶然生まれた一つ目のモンスター。身体はゼラチン質で出来ており、絶対に破壊できない。食欲旺盛で何でも消化する。]近い将来、ボブによく似た物体が実現するかもしれない。 ロボット企業の米iRobot社は、変形したり回転したりして、くぼみやドアの下などの狭い空間を容易に移動できる柔軟なロボット『chembot(chemical robot)』を開発。先
ドラえもんはネコ型ロボットですが、こちらはクマです。 理研と東海ゴム工業が、世界に先駆けて介護支援ロボット「RIBA(Robot for Interactive Body Assistance:リーバ)」を開発しました。 RIBA は2本の腕で、人をベッドや車椅子から抱き上げ、移動し、抱き下ろすという一連の作業をこなすことができ、介護の負担を軽減するロボットだそうです。 ロボットの重さは180キロで、2006年には最大18・5キロ(40パウンド)しか持ち上げられなかったところ改良され、最大で61キロ(135パウンド)の体重の人を安全に運ぶことができるといいます。 動作は、声による指示に反応して動き、センサーの働きで指示する人のいる方角に真正面に向き合うよう修正できたりもします。 詳しくはこちらです(動画もあります)。 このロボットを見たアメリカ人の感想は、どんなものだったのでしょうか。 ●
東京消防庁が保持している人命救助のためのロボットが動作している様子の動画が、「日本が人間を裁断して処分する『人体シュレッダー』を発明した」というとんでもないタイトルを付けて公開されていたことが明らかになりました。 なにやらとんでもない勘違いですが、はたしてどういった理由からそのような勘違いが生まれたのでしょうか。 詳細は以下から。 これが東京消防庁が保持している無人救出ロボットのムービー。動画には「Japanese create a human shredding machine for disposing of corpses」と記されており、まるで日本人が遺体を処理するためのシュレッダーを発明したかのようなタイトルが付けられています。 LiveLeak.com - Japanese create a human shredding machine for disposing of co
故アーサー・C・クラークに敬意を表して。 これは国際宇宙ステーションのロボットアーム「Dextre(デクスター)」です。とうとう組み立てが終わり、これから本格稼動を始めます。 ものすごい巨大な宇宙のクモって感じですね。完成したDextreがどのくらい大きいかは以下の画像をご覧ください。 このミッションでDextreの準備にあたった宇宙飛行士のRichard M. Linnehanはこう言っています。「まるでスターウォーズのセットで作業しているみたいな気分だけど、SFじゃなくて、リアルにここで起こってることなんだ」。本体は3.65m、アームは3.35mあり、センサーで動きや力を感じることができます。なお、開発にかかったのは2億900万ドルとも噂されています。 アニメに出てくる戦闘ロボのような怖い外見ですが、Dextreはノートパソコンサイズのものを6.35mmの以内の誤差で正確な位置に置くよ
アニメ全国の「ちいかわらんど」で受け取れる「ハッピーバッグ2025(巳年)」の抽選申込が受付開始 ヘビ年モチーフの可愛いぬいぐるみやアクキー、ブランケットなどが入った福袋 12月19日 18:06
5月25日、福岡県宗像市江口に、テムザック・福岡県内のロボット研究者、それにイタリアとドイツの研究者が集まったベーダ国際ロボット開発センターが開設され、開所式とマスコミ向けの記者会見があった。 ●ベーダ国際ロボット開発センターの構成 ベーダ国際ロボット開発センターは、九州大学大学院の橋爪誠教授を理事長とし、テムザックおよび複数のロボット研究者からなる、ロボットの研究開発を目的とした一般社団法人だ。 「医療・介護・生活支援分野のロボット開発を行なう組織」となっているが、医療・介護ロボットのみを主流にするのではなく、広い範囲でのロボット開発を行なっていくようだ。 ベーダ国際ロボット開発センターが開設された建物は、宗像市と合併する前の玄海町の役場として使われていたもので、宗像市の中でも玄界灘に近い地域にある。宗像市といえば宗像大社が有名だが、そこから車で10分ほどの場所だ。 玄海町役場の機能が宗
子供のころはよくいたずらをしたり、家にある電気製品を分解してしまうので、怒られることも多かった。 親にとっては家にある電気製品を壊すどうしようもないガキだ。叱っておくべきものだろう。 そうなると、子供側の心理としては、親の顔色をうかがう日々となる。機嫌がいいか悪いか、表情の微妙な差を読み取るというわけだ。 機嫌の悪そうなときにはおとなしくしているし、ある程度のいたずらが許されそうなときにはやる。いま思えばやなガキだったね。 そうしたこともあってか、学校へ行くようになり、だんだん学年が上がっていくと「おはよう、元気?」などと訊いてくる同級生に「顔色見て判断してくれよー」などという思いをいだくようになる。 「元気~」とくると、「いや、今日は調子悪い」とか「まぁ元気な方」と答えるのが面倒なので、しゃべらない寡黙な子供となっていった。 顔を見て「元気なさそうじゃん、どうした?」などと訊かれれば、「
株式会社タダノは27日、四足双腕作業ロボット「ROBOTOPS(ロボトプス)」を発表した。同社の60周年記念として開発されたもの。ROBOTOPSは、「ロボット」と恐竜を表す意として「トプス」を組み合わせた造語。 同社がクレーン車などの開発で養ってきた技術の集大成とされ、構想2年、開発に1年が費やされた。クローラも搭載しながら、4本の足と、2本の腕部を持つロボット。関節自由度は、手×6、腕×6、肩旋回×2、腰旋回×1、足×12、走行×2と、全身で計29箇所。これにより、クレーンでは実現できない動きが可能になったという。足はクレーン車の足に相当する「アウトリガ(安定脚)」を可動式にするという発想によるもの。岡山大学と共同開発した「移動制御システム」を搭載している。 また、両手に1台ずつ、機体中央に1台、計3台のCCDカメラを内蔵。内蔵カメラ経由でジョイスティックを使用した遠隔操作も可能になっ
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