「警察に行けばいい」はどこまで現実的か諸々の出来事から派生して、「何かあったらすぐに警察に行けばいい」という意見をよく見かけるようになった。そういう考え方は、どこまで現実的なんだろう。 この記事では「事件後に被害者は心的トラウマから事件を正当化しようとするから〜」みたいな、心理学的ケアの話はしない。そういうのはちゃんとした本を読んでくれ。 もっとずっとわかりやすく、警察署そのものにまつわる話である。 個人的な経験として、警察署にはガチャ性がある。確実にある。あっちゃいけないことなんだけど、ある。警察署ガチャでハズレを引いたら、事件を事件にしてもらえなくなる。人生のうち、一度でも警察署ガチャでハズレを引いたことのある人は、警察署へ向かう足取りが極端に重たくなることだろう。 以降、僕が個人的に経験した事例について、説明してみようと思う。 九月の事例─3つの警察署に行ったストーカー被害を受けた僕