Jリーグは18日、八百長など試合の不正操作を監視する「EWS」で、2011年の導入以来初めての警告が出されたと発表した。対象はJ1広島-川崎(8日、Eスタ)で、海外ブックメーカー数社で通常より多い掛け金が集まったという。Jリーグの調査で問題は確認されず、委託を受ける国際サッカー連盟(FIFA)の子会社、EWS社からも「不正はない」との最終報告が入ったため、不正行為はなかったと結論づけた。 Jリーグによると、同戦の前半終了時と試合終了時の勝者を予想する賭けで、1社に通常の10倍となる1000ユーロ(約14万円)の掛け金が集まり、追随する形で他の数社でも同様の賭けが成立した。Jリーグは弁護士を交えた調査チームを立ち上げ、両チームの社長、監督、選手や審判団から聞き取り調査を実施。日本サッカー協会の技術、審判両委員会には試合映像の分析を依頼したが、不正は確認されず、EWS社からも17日、「異常値は