女子サッカーW杯フランス大会準々決勝の対フランス戦で、先制ゴールを決め喜ぶミーガン・ラピノー選手。パリのパルク・デ・プランス・スタジアムにて(2019年6月28日撮影)。(c)FRANCK FIFE / AFP 【7月31日 AFP】先月から今月にかけて開催された開催された女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)で優勝した米国代表チームは、異彩を放っていた。その理由をあれこれ考える必要はない。記者会見に行くみたいに、米国チームのいるところに行ってみればいい。 決勝前、チームバスの前で行われた即席の会見がその一例だ。黒いサングラス姿でバスから降りた主将でフォワードのミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)選手(34)は、会見を米国人が持つ価値観を話し合う場に変えてしまった。 「この国は多くの偉大な理想を基に築かれましたが、同時に奴隷制度の
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