サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」で活躍したMF宮間あや(31)、GK福元美穂(32)がプレナスなでしこリーグの岡山湯郷に退団を申し入れたことが28日、関係者への取材で分かった。結城治男監督代行と指導法を巡って意見が合わなかったとみられ、他に2選手が退団を申し入れた。結城監督代行は25日に解任された。 クラブは慰留する方針。黒田和則会長兼ゼネラルマネジャー(GM)は28日、本拠地の岡山県美作市で「責任を痛感している。残ってくれるよう交渉していく」と話した。黒田会長兼GMによると、結城監督代行は練習中に宮間らに人格を否定するような言葉をかけることがあったという。 宮間は2011年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会では主力として日本の初優勝に貢献。12年ロンドン五輪では福元とともに銀メダルに輝いた。 ▼「なでしこ」に続け! さくらジャパン、火の鳥NIPPON…代表愛称は世界に広がるか