「チームでふりかえりをやっていくのだ」という人がいたので話していたら、自分が考えていることがまとまってきたのでここに書いておく。これから初回のふりかえり会をやります、って状況を想定する。 ふりかえりに限らず、手段の押し付けという雰囲気が出るとチームの警戒心が高まりがちなので、あくまでも「チームの人々が感じている課題」を出発点とする。「◯◯がうまくいかなくて〜」等の相談があったときに「じゃあ、一度ふりかえりをやってみましょうか」と促してみる。
はじめに @june29 と申します!技術部という部署の中で、シニアエンジニアリングリードというポジションで働いています。 組織と文化 現在、社内の読書会で『Scaling Teams』という書籍をみんなで読んでいます。その第9章が「文化のスケーリング」という題で、組織と文化についておもしろいことがたくさん書かれていました。勉強になるなあ、と思いながら読みつつ、この章で「こういうことをやるといいよ」と紹介されているプラクティスの大半はペパボで実践できているじゃん、とも思えてうれしくなったのでした。 そこで今回は、ペパボの文化の一端として企業理念と行動指針をあらためて紹介し、あわせて、それらをぼくがどのように解釈して行動につなげているのかを書いてみます。 というのも、組織の文化というのは「それっぽい言葉を額縁に入れて社長室に飾っておけば謎のエネルギーが発生して組織全体がいい感じになる」といっ
FJORD,LLC(合同会社フィヨルド) さんの企画「教えてリモートワーク」に誘っていただいたので、ぼくの分を書きます! お名前・お仕事・フィヨルドブートキャンプとの関係を教えてください。 大和田純と申します。ウェブ上では「june29」という源氏名で活動することが多いです。「GMOペパボ株式会社」(以下、ペパボ) に勤めています。 フィヨルドの @komagata さん @machida さんには 2012 年からお世話になっています。ペパボではソフトウェアエンジニアの研修の一部をフィヨルドブートキャンプにお願いしていて、エンジニアを預けるときにはぼくも研修の様子を眺める係を担当させてもらったことがあります。そんなつながりがあって、今回のインタビュー企画にもお誘いいただきました。 ご自宅での作業環境を教えてください。 MacBook Pro (15-inch, 2018) LG 24UD
2014 年 7 月 17 日に単行本として出版された青い表紙の書籍が、2018 年 4 月には文庫版としてピンクの表紙であらためて発売されていたそうで。ぼくは新しいピンクの方を読みました。2018 年に 2 月に書かれた「著者による解説」が追加されているお得なバージョンだったりもします。 文庫 データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 読書メモ ここからしばらく自分用のメモを書いていきます。てっとり早く済ませたい人は「まとめ」までスクロールするのがおすすめです。 これまで人類は、科学により宇宙の起源から物質の成り立ちまでを理解してきた。その進歩のきっかけは多くの場合、新たな計測データの取得であった。 序盤からテンションの上がるフレーズがあってうれしい。計測データの取得! これらの方程式が自然法則の基本であり、それらがすべて保存則、とくに「エネルギーの保存則」か
「ティール組織」を 2018 年 2 月 9 日に購入して、まるまる 1 ヶ月間くらいをかけて読みました。かなりボリューミィで相当なエネルギーが必要でしたが、ぞくぞくする内容も多くて最後まで楽しく読めちゃいました。 最近のぼくは物理的所有物を増やしたくないので書籍は基本的にすべて Kindle で読んでいて、文中の気に入ったフレーズや覚えておきたい内容は「ハイライト」をつけながら読み進めていきます。それで、読み終わったあとには https://read.amazon.co.jp/kp/notebook にアクセスしてハイライトを一通り眺めてあらためて書籍の全容を俯瞰し、ここ june29.jp に読書感想文を書いて投稿したりするわけです。このティール組織も同じようにしていたのですが、なんとハイライトが 331 箇所にも及んでしまい、ハイライトだけでちょっとした書籍 1 冊分くらいの量になっ
決して読書が速くはないぼくでも購入から 5 日後には読み終わりました。スムーズに読めておもしろかったです。 エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング:書籍案内|技術評論社 読んでいて安心した 実のところ、この本を読んで新たにぼくが獲得した知識や視点というのはそれほど多くはありませんでした。なので、読んでいる間のぼくの気持ちは「うんうん、そうだよね、めっちゃわかる」という感じでした。ぼくがよくチームメンバーや後輩に言うようなことがたくさん書いてありました。 とはいえ、知識や視点をここまできれいにまとめて体系的に語るってのは今のぼくにはできていないことなので、これからエンジニアリング組織論を学びたいという人には、ぼくがいっしょうけんめい語るのを聞かせるよりはこの本をスッと渡す方がいいと思いました。大作です。すばらしい 1 冊だと思います。 著者の広木大地
ペパボカレッジ 6 期 今月、ペパボの東京オフィスでは「ペパボカレッジ 6 期生」の研修が行われています。ペパボカレッジ、通称「ペパカレ」は、めちゃ簡単にいうと「約 1 ヶ月間のエンジニア研修を受けられる中途入社」です。第 6 期はインフラ編ということで、インフラの研修の日々が続いています。ぼくは、ペパカレが大好きなんですよ。なんでかっていうと、これは「挑戦する人を応援する仕組み」だからです。 これまでのペパカレも、 ウェブ業界に興味はあるけど、即戦力というわけでもないし… モバイルアプリの開発をやってみたいけれど、自分がいきなりできるかはわからないし不安… そんな人たちが勇気をもって飛び込んできてくれて、研修を経て現場に配属され、今ではみんな大活躍しています。ヒュー、最高ですね! ふりかえり会 そんなペパカレ 6 期において、ぼくは週次のふりかえり会を担当させてもらえることになり、3 月
ぼくは、わるい状態に対しては底なしに悲観的だし、よい状態に対しては天井なしに楽観的だ。ぼくが落ち込んでいようと元気にしていようと、朝になれば新しい日が「おはよー」とやってくるし、そんな自分の喜怒哀楽を抱き締めながら日々を過ごしている。 ぼくは、減点方式が苦手だ。最初の持ち点が100点で、あとは、ミスをするたびに点数が減っていく。ベクトルが悲しみに向かってすーっと伸びているから、減点方式が苦手だ。 ぼくは、加点方式が好きだ。最初は0点でちょっとさみしいかもしれないけれど、成果を出せば出すほど点数は上に向かって伸びていき、気持ちもハピネスに向かって進んでいく。 すべてのプロジェクトは、黙っていれば失敗すると思っている。なにも起きなければ失敗すると思っている。なぜかっていうと、最初は0点からスタートすると捉えているからだ。0点のまま持ち時間を使い切れば、最終スコアは0点だ。失敗だ。だから、小さな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く