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テストが単純作業だと思っているマネジャーは、今でも少なくありません。新人でも使えない奴でもいいから、とにかく人員を投入して残業をさせろ、という指示を出すタイプですね。こうしたマネジャーの興味を強く惹くのは、大きくわけて2つの誘惑です。一つは、とにかく安い外注を使うこと。パートでも、オフショアでも構いません。外注を叩いて叩いて、同じ予算でなるべく多くの人員を投入しようとします。もちろん技術力の評価など二の次で、せいぜい過去に同種のプロジェクトをこなしたかどうか程度しか確認しません。 もう一つは、テストの自動化です。テストツールを買いさえすれば、ノウハウいらずで大量のテストができるようになるのではないか、という発想ですね。皆さんの周りには、こうしたマネジャーはいらっしゃいませんか? しかし、テストを自動化するだけでテストが楽になる、というのは幻想に過ぎません。最近はテストツールのベンダやリセラ
開発チームとテストチーム(QA: 品質保証)とを分けるかどうかというのはAgileコミュニティの中でもよく議論になる。 "Craftsmanship over Crap!" と叫んだBob Martinは品質保証を他人に任せることに大反対。 が、GDD(Geographically Distributed Development: 地域分散開発)に関して話してくれたScott Amblerは面白い考え方を提示してくれた Investigative Tester ある程度規模が大きくなり、複数チームで開発を進めることになっても、テストを記述するのは開発者。これは原則。*1 ただし、Investigative Tester(調査型テスト担当者)を用意するのは悪いことではない。 調査型テスト担当者は開発者が見落としているテストを探し、実行する。 バッファオーバーフローとか トラップされてないエラ
どうやって異常系の検出してるんだろ? 天才系: 正常系書いてるうちに勝手に網羅できるくらい思いつきますよ 後回し系: フレームワークを使うと後付で異常系を簡単に書けますよ。顧客に言われたらすぐに対応します クラッシュ系: 500 Internal Server Errorをハンドリングしてエラーメッセージ出しますよ。トランザクションの中だからデータは壊れないし スルー系: 異常なんて起こらないですよ。 どうやってテストケースの抽出してるんだろ? 天才系: 正常系書いてるうちに勝手に網羅できるくらい思いつきますよ 後回し系: バグが見つかったら、それを特定するテストケース追加しますよ スルー系: バグなんてないですよ どこを読めば想定する動作がわかるんだろ? 天才系: プログラム読めばわかりますよ 後回し系: 聞いてくれれば答えますよ スルー系: そんなの分からなくてもいいんですよ 「誰が書
これらのツールは単独でも利用可能ですが、今回はSelenium IDEとSelenium Coreを組み合わせてテストを進めていきます。例として、名前を入力して画面遷移すると、入力した名前が表示されるという簡単なWebアプリケーション(図1)を使って、Seleniumを使用したテストの手順を見ていきましょう。 図1 テスト対象のアプリケーション Selenium IDEで画面操作を記録 Selenium IDEのインストール まず、Selenium IDEをインストールします。Selenium IDEはFirefoxのアドオンとして提供されていますので、事前にFirefoxをインストールしておく必要があります。 Firefoxを起動したら、Selenium IDEのダウンロードページにアクセスし、執筆時点の最新版である「Version 1.0 Beta 2」の「Firefox extens
テストの基本的な知識は、あまねくITエンジニアが持つべきだ。しかし実際には、本当に基本的な知識でさえ浸透していないのが現状である。そこでこの記事では、ITエンジニアが最低限知っておくべきテストの基本知識と、その活用方法を解説する。 社会的なインフラとして構築された大規模システムで,大きな障害が多発している。こうした問題を防ぐためにも,高品質なシステムを開発する必要性がますます高まっていることは言うまでもないだろう。 システムの品質を向上させるためには,しっかりと設計を行い,それに基づいて正しく実装する必要があるのはもちろんだが,最終的にはシステムを動作させてテストするしかない。 テストで品質を検証するためには,周到なテスト計画やソフトウエアの特性に合わせたテスト設計,効率的なテスト管理が必須となる。そのためには,品質管理の担当者だけではなく,プロジェクト・マネジャーやリーダー,SEにも,テ
JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)は、2006年5月にJTCB(Japan Testing Certification Board)から名称を変更いたしました。これからもよろしくお願い申し上げます。 自動車、携帯電話、社会インフラ、企業システムなど、我々の身の回りは、ソフトウェアで占められています。すなわち、我々の身体や財産の安全はソフトウェアに委ねられているのです。しかし昨今の状況を鑑みると、ソフトウェアの品質や信頼性、安全性が十分に確保されているとは言えません。ソフトウェアの品質や信頼性、安全性の確保は急務なのです。 そのための重要な技術として、ソフトウェアテストがあります。システムトラブルの報道でしばしば目にする「テスト不足」というキーワードは、テストの工数の不足を示唆しているだけではありません。業界全体で、テストの技
前回はテスト工程の最初の段階である単体テストについてご紹介しました。単体テストの次は統合テスト(結合テスト)、システムテストと続いていきます。これらの工程でのテスト内容は、対象とするシステム形態やドメインによって異なってきます。 今回は、皆さんがユーザとして活用しているWebアプリケーションを対象に、統合テストやシステムテストで実施するテスト内容について紹介し、中でもアプリケーションの「機能」に着目したテストの観点について掘り下げて紹介します。 Webアプリケーションのテストの特徴 皆さんは普段の生活の中でもWebアプリケーションを利用する機会が多いと思います。情報ポータルサイト、検索サイト、オンラインショッピング、オンラインバンキング、掲示板、ブログ、SNSなどさまざまなWebアプリケーションを使っていることでしょう。また最近は、パソコンだけでなく携帯電話からも実行できるアプリケーシ
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