北尾政美という人物を知っている方はどれだけいるでしょうか?私もつい数日前に知ったばかりなのですが、江戸時代中期の浮世絵師です。 北尾重政に師事したのちに浮世絵師として活動をし、寛政6年には鍬形蕙斎(くわがたけいさい)と称し狩野派 狩野惟信に師事することとなります。後に今回紹介する作品「鳥獣略画式」を手がけました。ですので北尾政美の作品というよりは鍬形蕙斎の作品と言ったほうが正しいですね。 北尾政美は現在ではなかなか聞かない絵師ですが、当時は葛飾北斎と同時期に活躍し評価されていた絵師の一人です。 北尾政美の作品にはなかなか興味深いエピソードがあり、そのエピソードとは彼の描いた略画式シリーズ(鳥獣略画式のほかに人物略画式や山水略画式などあり)の作風を葛飾北斎が真似したというもの。しかも北斎が真似をし発刊した作品とは、現在でも人気の高い北斎漫画というから驚きです。 北尾政美の略画式は北斎以外の絵
『真珠の耳飾りの少女』のような美しい女性像や、庶民の生活を静かに描いた風俗画によって、日本にも多くのファンを持つ17世紀オランダの人気画家、ヨハネス・フェルメール。そんな彼の現存作品37点(一部、フェルメールの作か議論のある作品も含む)を一堂に会した展覧会『フェルメール 光の王国』展が、2012年より日本各地のスペースで順次開催されています。 「フェルメールの全作品が日本を巡回?」と疑問に思うのも無理はありません。実はこれ、キャンバスに印刷され、額装された「複製画」だけで構成された展覧会なのです。 このプロジェクトの発案者は、『生物と無生物のあいだ』(講談社、2007年)『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』(木楽舎、2009年)などの著作で知られる生物学者の福岡伸一さん。フェルメール作品を愛する彼のもとに集まった美術や印刷のスペシャリストが、幾度もの歴史・科学検証と最新の技術を通じて、約
この前放送されたコフネコドキュメンタリーを、北陸放送の代表作品として「日本放送文化大賞」というコンクールに出品して頂いてたようなのですが、 それが中部・北陸地区審査会(※全国の予選みたいなもの)で 【審査員特別賞】を受賞したとのことです! 残念ながら、最優秀以外は全国の審査に出してはもらえないようですが、私としては、そもそも自分をドキュメンタリーで取り上げて下さったことが感謝に値するのに、さらにそれを北陸放送の代表作品として出品して頂いた事実が嬉しかった。。。 ありがとうございます。 最優秀に選ばれなかったのは、編集者さんの腕ではなく己の未熟さ故でしょう。 精進あるのみです。 人の心を震わせ、沸き起こる感動を全身で感じられるような… 命あるすべてものに、本来の輝きを呼び起こさせるような歓喜が… 共鳴する作品を作りたい と、やはり思うのです。 たくさんの人に支えられ、生かされ続けているこの命
Installation view at Aichi Triennale 2022 AKI INOMATA, Passing her a piece of cloth, 2022 ©︎ Aichi Triennale Organizing Committee Photo: ToLoLo studio Memory of Currency Installation view: Maho Kubota Gallery, Tokyo, 2021 Photo: Wakabayashi Hayato Installation view: AKI INOMATA: Significant Otherness, Towada Art Center, Aomori, 2019-2020 Photo: Oyamada Kuniya
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