自由帳で数学とか物理とか 目指すべきは理不尽のない世界 http://hisamatomoki.blog112.fc2.com/blog-entry-491.html >「外国人に対する自然発生的な差別心をどう克服するか」という問題 在特会への批判や行動に関しては、「思想信条の垣根を越えて」「人間としての良識と良心」という事ならば参加を検討するのですが、準備会場で「日の丸うんこ」の旗がひるがえっていたら、即座にUターンするような人間としては、こういった問題意識ならば乗れるので、引き続いて書いてみます。 議論の筋としては、①日本在住の外国人数の少なさ②外国人(地方)参政権のインパクトの少なさ③日本における「外国人」関連報道の特性④偏見の克服といった順番です。 1.そもそもの所としての、日本在住の外国人の人数 日本にいる外国人登録者の人数は、2007年のデータだと215万2,973人であり、こ
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堺市立図書館のBL本の所蔵に対する市民からの問題視する意見と、それに対する堺市の回答が話題になっていますな。 震源 http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_shimin/data/5374.html はてなブックマーク - BL図書を購入した趣旨や目的、またこれまでに購入した冊数及び購入費を教えてください:「市民の声」Q&A 広報・広聴 - 堺市 言及エントリ ボーイズラブはセクハラなのか? - 一本足の蛸 orangestarの日記 堺市図書館BL本についてのブコメが酷すぎる 一個人の価値観が公共の利益を決める歪な社会|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記 当然、議論はBL本の図書館所蔵を巡る方向に展開していくわけですが・・・ここら辺はなー。 図書館資料について市民から苦情(あるいは訴訟)が寄せられて、なんてのはアメリカ図書館協会あたりだと"mos
堺市BL所蔵問題についてはもう言及してたのでこれ以上言及しないかと思ったんだけど、朝日新聞での報道でかなり本気で問題だと思うところがあったのでやっぱり言及する。 前回エントリ もう4,000冊くらいBL小説があっても良かったのかもしれない?? - かたつむりは電子図書館の夢をみるか 朝日報道 http://www.asahi.com/national/update/1105/OSK200811040115.html 特にやばいのは以下。 BL小説は作者も読者も主に女性で、文章の合間に、1冊で計数ページの挿絵があるのが一般的。堺市立図書館では全裸の男性が抱き合ったり、下半身に顔をうずめたりしている挿絵がある作品も扱っているが「1冊あたり1、2ページに過ぎず、大阪府条例の有害図書にあたるものは一切ない」としている。 堺市立図書館は8月、露骨な性描写があるイラストや文章があるBL小説について(1
先週読み終わった本。 アメリカで裁かれた本─公立学校と図書館における本を読む自由─ 作者: 上田伸治出版社/メーカー: 大学教育出版発売日: 2008/06/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るここまで引き込まれるとは思わなかった。 紹介されている事例も興味深いけど、日本での状況と比較すると、色々と考えさせられる。 本書は、米国の公立学校・図書館で所蔵の是非が争われた事例を紹介しながら、「本を読む自由」について論じている。 第1部が「人種差別をめぐる本」として「ヴェニスの商人」とミシシッピ州の歴史書を、第2部が「宗教と科学の対立をめぐる本」として、「ダーウィン進化論」と「非宗教的な人間主義」を裁いた事例を、第3部は「宗教と道徳をめぐる本」としてヴォネガットの「スローターハウス5」と「ハリー・ポッター」、そして同性愛を扱った児童書を、第4部では「国際政治をめぐる本」と
BL問題から見る公共図書館への認識 New! 堺市立図書館のこの件について。 これに潜んでる問題は、次の公共図書館に対する社会からの認識にあるのだと思う。 1 公共図書館は良書のみを提供しなければならない 2 公共図書館は収集した資料を即時にかつ積極的に提供(=貸出)しなければならない 1は、よくある資料の価値論・要求論論争だと、一見価値論による認識だと思われるが、ここでいう良書と、図書館的価値ある資料とはかなり異なるので、実はこれは価値論とは関係がない。良書は社会的良書であって、その定義は「社会的悪書じゃない」、つまりエログロ、過激、とんでも、極左右etcではない、といったところだろうか。 2は、要するに図書館資料ってのは消耗品として、短期間フローさせた後に廃棄しておしまい、という認識によるもの。つまりのところ、ストックを前提としてない、すぐに貸し出されない資料は無駄資料、ってい
図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(2) - 火薬と鋼→ 私個人の見解を表明しておきます。まず私は図書館資料の価値論と要求論では価値論に重きを置いていて、ボーイズラブ小説を大量に受け入れることには否定的です。しかしそれは収書方針や他の蔵書との兼ね合いで総合的に専門家(職員)が検討すべきことであり、ボーイズラブの図書だけを特定の嗜好・倫理観を元に排除、規制することにも反対します。まして受入済の資料を規制するのはかなり強い理由がなければやってはならないことです。ボーイズラブを不快に思う感覚は、読書の自由よりも優先されなければならないものだとは思いません。 サンド対ウィチタフォールズ市裁判 アルトマン決議採択後、市支配人は『ヘザーには2人のお母さん』と『お父さんのお友達』を成人部門に移動する請願が集められ、図書館長が市支配人に移動の是非を上訴しても市議会に持ち込まないことを表
図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(3) - 火薬と鋼→ 日本では同性愛はジョークとフィクションでしか重視されず、ボーイズラブ小説も同性愛者のためのものというわけではない。この点がアメリカの事例との大きな違いだが、図書館所蔵の同性愛を描いた資料を排除しようとする側の論理には共通点が見られる。それは、同性愛に対する否定的認識とそうした倫理観に基づく検閲の肯定である。 サンド対ウィチタフォールズ市裁判の判決 証言の後、J.バッチマイヤー(Jerry Buchmeyer)裁判官は暫定的差止命令として2冊の絵本を児童部門に戻す命令を発行し、市もそれを受け入れた。裁判官が示した理由は (1)原告勝訴の可能性が高い。 (2)暫定的差止が認められなければ原告が回復不能な被害を受ける。 (3)原告への損害は暫定的差止が起こす損害よりも大きい。 というものである。合衆国憲法修正第一条は明
堺市立図書館から、匿名市民の要求により BL(ボーイズラブ)本が撤去され、 さらに処分を求められている問題の続きです。 情報公開請求で、会議記録などをとったので、全貌が見えてきました。 人気ブログランキングに参加中 応援クリックしてね 以下に、公文書による経過をたどります。 堺市立図書館・図書排除事件の経過 ◇事実経過(公文書・職員からの聴き取り) ○市の対応 ------------------------------------- ◇7.24 北図書館へ利用者からの電話(男性) ◇7.25 南図書館への電話(40代・男性) ◇7.25 市議会議員(文教委員、自民党)から 「有害図書?をどういう観点から購入しているのか」゜ と問い合わせ。 (市議が中央図書館に直接出向く) ◇○7.25 平成20年度第2回 図書館事業調整会議 案件(6)その他 ・ボーイズラブ(やおい本)の扱いについて 購
今年8月、堺市の全市の図書館の書架から5499冊の図書が、 いっせいに書庫(閉架)に移されました。 ここにいたる経過のなかで、ウラでは市議会議員の関与などがありました。 この経緯は福井のジェンダー図書排除事件と酷似しています。 今までも女性センターでは類似のことがあったのですが、今回はじめて、 公立図書館で同様のことが起きていることにショックを受けて、 この問題について調べ始めました。 ことの発端は、7月に「市民」となのる男性が「BL本が大量に図書館にある」と 市内の図書館に苦情の電話をかけたことです。 わたしは、7月下旬に匿名市民の投稿を「フェミナチを監視する掲示板」で知り 全国のどこかの図書館で図書排除の動きがおきたことを心配していたのですが、 具体的にどこの自治体で起きているのかが分かりませんでした。 9月上旬になって、掲示板に堺市HP「市民の声Q&A」がアップされたので、 堺市立図
図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(4) - 火薬と鋼→ 今回で終了。 サンド対ウィチタフォールズ市裁判判決後のコメント 判決後、Times Record Newsに判決後の被告側・市関係者のコメントが掲載された*1。掲載されたコメントを若干整理して紹介する。 ヒューズ館長 一貫して問題となった絵本を児童部門に置くことの妥当性を主張し、アルトマン決議に反対していた館長は、判決で「2冊の絵本の不幸な検閲事件の真のヒロイン」と評された。館長は判決を評価し、「子どもの図書への検閲は親の責任としたが、それがあるべき姿である」とコメントした。 アルトマン市議会議員 問題となった決議を生み出したアルトマンは「決議は合憲で、図書の検閲ではなく、誰の利用も拒んでいない」とし、また判決で住民300人の署名で図書の状態を変えられるという点が非難されたことについて、ただ一人の図書館職員が児童
BL小説めぐり議論白熱 堺市立図書館に5500冊2008年11月5日印刷ソーシャルブックマーク 「ボーイズラブ(BL)」と呼ばれる男性同士の恋愛を題材にした小説を図書館に置くべきかどうか。BL小説を20年近く買い続け、計5500冊を所蔵する堺市立図書館が対応に苦慮している。「子どもに悪影響を与える」と廃棄を求める声がある一方、「性的指向による差別につながる」と廃棄の差し止めを求める住民監査請求が4日、市に出されるなど議論が起きている。 BL小説は作者も読者も主に女性で、文章の合間に、1冊で計数ページの挿絵があるのが一般的。堺市立図書館では全裸の男性が抱き合ったり、下半身に顔をうずめたりしている挿絵がある作品も扱っているが「1冊あたり1、2ページに過ぎず、大阪府条例の有害図書にあたるものは一切ない」としている。 計7館の堺市立図書館を統括する中央図書館によると、堺市立図書館では利用者の要望を
(『クーリエジャポン』2007/12号 #38) 山形浩生 この連載の開始時に、『エコノミスト』がえらいのはかれらにちゃんとした主張があるからだ、と述べた。多くのメディアは、たとえば朝日新聞や『諸君!』などのように明らかに特定の立場がある場合ですら、客観公正中立というポーズを一応は保とうとする。自分の立場や主張をきちんと述べることはない。 そしてまた、それは当のメディアにとってもよいことなのかもしれない。一部の新聞には「社説」という欄があって、自分たちの立場を一応は表明しようとしている。でもそこに書かれるのは通常はその新聞の中で最もどうしようもない駄文で、まともな理屈もなければろくに勉強した形跡もない、単なる年寄りの変な思いこみが書かれているだけのケースが多い。 だが、この雑誌はちがう。それを如実に見せつけたのが、次の一文だった。 自由の本当のコスト 「やつらはわれわれの自由を憎んでいるん
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