みなさん、こんにちは。弁理士の齊藤です。北京オリンピックがついに終わってしまいましたね!巷では口パク疑惑やCGによる足形花火、人権問題などで騒がれもしましたが、世界のトップアスリートが本気で競い合う姿は、見ていて理屈抜きにワクワクするものでした。 さて、今回は、そんな楽しかった「オリンピック」をテーマに採り上げてみたいと思います。オリンピックと商標・・・どういう関連があるのでしょうか? オリンピックといえば、国際オリンピック委員会(IOC)が4年に1回開催する世界的なスポーツ大会ですよね。大会の大規模化とともに開催に伴う開催都市負担が問題となっておりましたが、1984年のロス五輪(当時小学4年生だった私は、開会式における格好いいファンファーレと、ジェットエンジンを背負った男性が空を飛ぶパフォーマンスに心を奪われました!)において、TV放映権やスポンサーからの協賛金により数百億円の黒字を出す