出典:日経コンピュータ 2014年2月20日号 pp.44-49 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) Internet of Things(IoT)を実現する鍵となる膨大なセンサー。そのセンサーで得られるデータをクラウドなどに集め、瞬時に分析し、ビジネス上の判断や処理に生かすための分析基盤が進化している。米アマゾンもIoT向けサービスを開始、安価に導入できる環境が整った。 「アマゾンがこの分野に進出してくるとは意外だった」―。米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のパートナー企業で、ビッグデータの転送サービスを手掛ける米フライデータの藤川幸一共同創業者は驚きを隠さない。 AWSが2013年12月に開始した新サービスが話題になっている。クルマや工場の機械、各種インフラに設置したセンサーのデータを高速分析するのに使える「Amazon Kinesis」だ。これまで