Dropboxは米国時間3月1日、Googleと提携し、「G Suite」のクラウドツールと連携するクロスプラットフォーム機能を導入すると発表した。 DropboxとG Suiteは競合関係にあることから、今回の提携は注目に値する。Dropboxは先週、新規株式公開(IPO)を正式に申請した。申請書類の中で、Googleとはクラウドストレージとコンテンツコラボレーション双方の市場で競合するとしていた。 Dropboxは、両プラットフォームにとって初となるG Suiteとの連携を、「コンテンツと、関連する会話のための統一された場所」を顧客に確実に提供する手段だととらえている。Dropboxによると、顧客の50%以上がG Suiteも使用しているとみられるが、これまでG SuiteのファイルをDropboxに保存する手段はなかった。 Dropboxのエンジニアリング担当バイスプレジデントである