三重交通(津市)は13日、伊勢市内に導入する「連節バス」の愛称を「神都(しんと)ライナー」にしたと発表した。伊勢市駅前と外宮前、内宮前を結ぶ路線バスとして、12月下旬から繁忙日の臨時便として試験運行し、来年4月には日中などの急行便として定期運行を始める予定。 納車を前にした内覧会が同日、津市垂水の三重いすゞ自動車であった。連節バスはいすゞ製で、ハイブリッド車(HV)の二つの車両をポリエステル製の蛇腹でつないでいる。定員は113人と標準的な路線バスの約1.6倍。一度に大量の輸送が可能なことから、輸送効率の向上や運転手不足の解消が期待されている。
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