VRコンテンツ制作と切っても切り離せない存在なのが、ゲームエンジン。そのゲームエンジンのひとつ「Unity」を扱うユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは4日、ゲーム以外の分野におけるUnityの活用事例を紹介するイベント「Unityソリューションカンファレンス2015」を開催した。 本記事では、同社の日本担当部長、大前広樹氏が語った基調講演「Unity最新情報と産業向け機能の紹介」をまとめていく。 大前広樹氏。Unityは、全世界で500万人を超えるユーザーを獲得しているとのこと。 Unityは、今年3月に最新バージョンとなる5をリリースした。大前氏はそのUnity 5において、ゲーム以外のジャンルで重要になりそうな機能をいくつかピックアップして語っていた。 まずはグラフィックについて。Unityはもともとモバイル向けのクオリティーを目指していたが、バージョン5ではグラフィックまわりを大きく