「明日、陳情書を提出します」 ツイッターでそうつぶやいたのは、念願の志望校に片道1時間以上かけて通学する高校1年生でした。通学にかかる費用への助成が地元の高校に限定されていて助成が受けられないのはおかしいと考え、市議会に陳情を出すことにしたというのです。高校生が議会に陳情?あまり聞いたことのない話です。高校生は果たして「政治」を動かすことができたのでしょうか。(鳥取放送局記者 吉川綾乃) 地域の話題の情報収集のためにSNSを検索していた私がそのツイートを見つけたのはことし9月。 「明日、陳情書を提出します」というツイートとともに、「倉吉市高校生等通学費助成事業に関する陳情」という文書がアップされていました。 プロフィール欄を見ると、つぶやきの主は高校生。 どういうことだろう?と、学校を通じて取材を申し込むと、快諾してくれました。 松山竜輝さん、鳥取県の中央部、倉吉市に住む高校1年生です。