JR東海の連結子会社、ジェイアール東海ツアーズの旅行商品「ぷらっとこだま」は1990年から販売される人気商品だ。東海道新幹線「こだま」は長距離の利用率が低く、その利用促進を図る狙いもあり、多くの区間で割安な料金を設定している。 例えば通常期に東京―新大阪間で「のぞみ」の普通車指定席を利用すると、料金は1万4720円。所要時間は約2時間30分だ。一方、「ぷらっとこだま」(通常期)を利用すると所要時間は約4時間となるが、料金は1万1100円(1月末時点、以下同)。「のぞみ」と比べ3620円も安くなり、指定の駅売店でビールなどと交換できる「ドリンク引換券」も付く。1200円の追加でグリーン車にも乗れる。観光客や若者などの間で人気が高い。 この「ぷらっとこだま」の販売方法が3月1日乗車分から変更となり、チケットレス化によって利用客の利便性が大きく上がる。 自動改札機にタッチするだけ これまで「ぷら