前 次 hellog〜英語史ブログ #5713. 生成文法と言語変化・英語史を掛け合わせた著書が出ました --- 田中 智之・縄田 裕幸・柳 朋宏(著)『生成文法と言語変化』(開拓社,2024年)[generative_grammar][language_change][grammaticalisation][syntax][review][toc][notice] 標記の開拓社からの新刊書をご献本いただきました,ありがとうございます! 開拓社による「最新英語学・言語学シリーズ」の第20巻という位置づけで,「生成文法×英語史」の最新の専門的な知見がまとめられています.300頁ほどの著書で,量的にも本格派です.英語の統語変化を理論的に考察したい研究者・学生にとって,必携の参考書です. 以下,目次を取り出してみましょう.魅力的な話題と高度な専門用語が並んでいます. 第I部 生成文法理論における