東日本ボクシング協会は6日、都内で緊急理事会を開き、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座統一戦(3月27日)で敗れた亀田興毅(亀田)の父でセコンドライセンス無期限停止中の史郎氏が、採点などをめぐって関係者に暴言を浴びせた件ついて協議、同ジムの五十嵐紀行会長に対し除名を含む厳しい処分を下す方向でまとまった。12日の定例理事会で決議する。 会議ではまず、五十嵐会長が一連の問題を謝罪した上で経緯を説明。これまでも不適切な言動があった史郎氏と同ジムには各理事から厳しい意見が相次いだ。 東日本協会の処分は除名が最も重く、以下、無期限資格停止、3カ月間から1年間までの資格停止などがある。史郎氏は、ジム会長で組織する同協会のメンバーではないため、五十嵐会長が処分の対象となる。 除名となった場合は事実上、ジムが消滅する。東日本協会の大橋秀行会長は「選手には何の問題もない。選手をどうするかが一番