日本の教育機関に在籍するベトナム人留学生の数は2012年から約9倍も増え、8万人以上にまで膨らんでいる。留学を装い、出稼ぎ目的で来日する“偽装留学生”が急増した結果である。 日本への「出稼ぎブーム」が起きた当初は、「日本に留学すれば、月20万−30万円は簡単に稼げる」といった言葉で留学斡旋業者に騙され、来日するベトナム人が目立った。実際には、日本で彼らを待ち受ける生活は「簡単」どころか、極めて過酷だ。 コンビニやスーパーで売られる弁当の製造工場や宅配便の仕分け現場といった日本人の嫌がる夜勤の肉体労働で、留学生に許される「週28時間以内」という上限を超えて働くことになる。しかも稼いだ金は日本語学校の学費で吸い上げられ、借金はなかなか減らないーー。 借金をしてまでなぜ出稼ぎに人生を賭けるのか? そんな情報は、すでにベトナムでは行き渡っている。にもかかわらず、日本への留学生は増え続けているのだ。
「留学」を装った日本への「出稼ぎブーム」が続くベトナムーー。“偽装留学生”の送り出し現場はどんなものなのか。留学斡旋業者が首都ハノイで営む日本語学校を訪ねてみた。 学校があるのは、ハノイ中心街から車で30分ほど行った住宅街だ。車もすれ違えない狭い路地の続く一帯で、両側にぎっしりと並ぶ2〜3階建ての古い建物には、大量の洗濯物が干してある。そんな下町の一角に学校がつくられていた。 学校は3階建てのビルを丸ごと使っていて、1階は事務所と留学希望者が日本語を学ぶ教室、そして2階に教室が二つ、3階は学生の寮になっている。学校を経営するV社の「採用担当部長」ファンさんが出迎えてくれた。 斡旋業者は、ハノイだけで200を数える 「うちの会社はハノイに何カ所か学校があるんです。ここは小さい方です。学生は100人もいませんからね」 ブランド物のシャツとズボン、革靴に身を包んだファンさんは、リッチな若手ビジネ
法務省によれば、在留外国人の数は2018年6月末時点で263万7251人に達し、過去最高を記録した。17年末からの半年間では約3パーセントの増加で、15年から過去最高を更新し続けている。 増加が際立つベトナム 国籍別で増加が際立つのがベトナム人だ。今年6月までの半年で約11パーセント増え、29万1494人を数えるまでになった。約71万人でトップの中国人、約45万人の韓国人に次ぐ多さである。中国人は12年以降で9万人弱しか増えておらず、韓国人は3万人以上が減っている。一方、ベトナムの場合は12年から5倍近くも急増した。このまま行けば、数年内に韓国人の数を追い抜く可能性が高い。 ベトナム人の在留資格は「技能実習」が13万4139人、「留学」が8万683人と、2つの資格を合わせると在日ベトナム人全体の74パーセントに上る。12年以降で見ても、技能実習は約8倍、留学は9倍以上も伸びている。つまり、
ビデオカメラを手にベトナムへ!〜『技能実習生はもうコリゴリ』9/1に初公開 *写真=28歳で「建築土木」に従事し突然死した元実習生の自宅 技能実習生問題に取り組む医師・山村淳平さんは、ことし春、ビデオカメラを手に現地ベトナムを訪れた。いま日本にやってくる外国人技能実習生の約半数はベトナム人で国別トップとなった。しかし建設現場など過酷な労働環境のなかで、労災事故が多発し強制帰国させられるケースも多い。現地を尋ねると技能実習生の出身地はベトナムでも北部・中部の貧しい地域だった。山村さんは、事故で死亡した実習生の遺族やケガで失明した元技能実習生を探しだしインタビューする。また技能実習生を集め日本に派遣する「送り出し機関」にも入り込み、その実態に迫った。そこでは保証金など多額の借金を背負ってやってくるベトナム人の現実が浮かび上がる。なぜかれらは日本をめざすのか? 送り出す機関とはどんなところなのか
ベトナムでも動画共有サービス「ユーチューブ(YouTube)」がミュージックビデオ(MV)の視聴ツールとして普及しており、2017年3月初旬時点でベトナムアーティストのMV3本で再生回数が1億回を超えている。最近ではこの再生回数がアーティストたちの収入に大きく影響しているようだ。 再生回数1億回を超えたのは次の3本。 1.「Bong bong bang bang(ボンボンバンバン)」 再生回数:1億3200万回 7月に活動を休止したボーイズグループ「365daband」音楽バンドのヒット曲。 2.「Phia sau mot co gai(フィアサウモットコーガイ)」 再生回数:1億470万回 男性歌手スービン・ホアン・ソン(Soobin Hoang Son)のヒット曲。 3.「Chung ta khong thuoc ve nhau(チュンターコントゥオックベーニャウ)」 再生回数:1億2
韓国のSamsung Electronicsはスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」の製造および販売を中止したが、ベトナム経済に懸念を与えていることが外国メディアの報道で分かった。 世界各地でSamsung Galaxy Note7の爆発事故が相次いで発生したことを受けて、2016年9月2日にリコールおよび1度目の販売中止を発表したが、2016年8月19日の発売直後より爆発は報告されており、リコールや販売停止の正式発表に先立ち2016年8月31日より出荷を見合わせたという。 2016年9月29日にはSamsung Galaxy Note7の出荷を再開しているが、2016年9月はほぼ出荷を見合わせたことになり、ベトナムの輸出に大きな影響を与えた。 ベトナムの2016年9月における輸出額は150億米ドルで、2016年8月より6.8%の減少を記録した。 すべての品目のうち携帯
「民間人虐殺問題、黙過してはならない」 報道以後、市民からの寄付相次ぐ 元歴史教師のハン氏(50)は2年前にベトナム中部地方に歴史踏査をして「ベトナム戦民間人虐殺慰霊祭」を見た。 慰霊祭の後には祭りもあり食事も一緒にするのかと思ったが、現地の人たちにはお金がなかった。 ハン氏は「当時参戦した韓国人にも慰霊祭を続ける責任があるのではないか。 韓国人である私も金を出すべきではないか」と考えた。 そして少しずつ貯めたお金が50万ウォンになった時、ハン氏は「韓国ベトナム平和財団建設推進委員会」(推進委)に進んで寄付した。 ベトナム戦争で起きた民間人虐殺について参戦国である韓国も謝ろうという運動が、韓国人の間でも続いている。 特に昨年末の日本軍慰安婦被害者問題に関する「12・28合意」以後、戦争犯罪に対する日本の真の謝罪を要求するには、韓国もベトナム戦争当時に起きた民間人虐殺問題を黙過してはならない
引き続く南シナ海領土問題を発端としてベトナムと中国の緊張状態。その対立構造の中で、日本はベトナムから「何だかすげーベトナムを助けてくれるっぽい!」という感じに捉えられています。先日シンガポールで行われたアジア安全保障会議で、安倍首相がASEANへの更なる支援を約束した(っぽい)演説が出ると、ベトナムでも大きく取り上げられました。自分も職場のエレベーターでベトナム人同僚に「Thank you!」とか言われて何のことやらわかりませんでしたが、どうやらその支援表明にありがとうとのこと。 何だか早合点だなあと思っていると、「日本が巡視船を供与してくれるらしい」って話も妙にサクサク進んでいるようにベトナムでの報道が先行し、ベトナム国防省グエン・チ・ビン副大臣が「来年初にも日本が巡視船供与してくれるってぇ~」と発言したのは一昨日の6月1日。 「調査だってやらなきゃいけないし、大体建造するにだって何年も
先日ベトナムのサッカー代表監督に三浦俊也氏が就任することになったニュースは、まあ今はもろにワールドカップネタに隠れてしまっていますが(笑)、サッカー系メディアを中心に少しニュースになりました。Jリーグのアジア戦略とも歩調を合わせた動きでしょう。今ではワールドカップ常連になった日本から代表監督を招聘し、最近気勢の上がらないベトナム代表を建て直すんだ!ってな動きが、親日なベトナムではさぞ好評かと思いきや、実はその反応は結構冷やか?っていう話題です。 先月のスポーツ紙週末版も 「日本人監督は希望か、疑問か?」との特集を組むなど ベトナム人の意見は割れている模様 まあどこの国もスポーツメディアは言いたい放題と言いますか、三浦氏の「代表監督としての資質」にもかなりの言いたい放題。就任記者会見でも本人に対して「代表監督としての資質に疑問が付いていますが?」なんていう、まだ就任発表の席での外国人監督に対
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ホーチミン市の青年文化会館で22~23日に開かれた「日本スプリングデイズ」と題されたアニメ・コスプレイベントで、若い日本人女性が大勢の若者達の前で大胆なポーズを取っている動画がネットで公開され、顰蹙(ひんしゅく)を買っている。 動画には、女性がブラウザゲーム「艦隊これくしょん」のキャラクター「島風」のコスプレで様々なポーズを取り、カメラを構えた若者達が群がる様子が映されていて、ネット上では、女性や群がった男性達の両方を批判する声が上がっている。 この女性はホーチミン市在住でアーティストやフリーランスファッションデザイナーとして活動しており、「さかなちゃん」の愛称で知られる。ベトナムのコスプレファン達にも人気がある。 騒動を知ったさかなちゃんは、自分のフェイスブックにベトナム語で、コスプレーヤーとして行き過ぎたことをして反感を買ってしまったことを謝罪。今後のコスプレイベントへの参加は控えたい
本物の火炎ブレスを吐いてる…全長666mの「ドラゴンブリッジ」(龍の橋)がベトナムに完成 今年2013年の3月29日に、ベトナム中部・ダナン市内のハン川に架かる「ドラゴンブリッジ」が完成し、開通式が行われました。 名前の通り龍をあしらったデザインで、全長666m、幅37.5m、6車線という巨大サイズ。そして何より特徴的なのは、実際に火炎のブレスを吐くということ。 4年の歳月をかけたベトナムの新しい観光スポットをご覧ください。 1. ドラゴンの名にふさわしい、巨大な火炎ブレス。 実際に火を吐いている映像は以下をどうぞ。 Dragon Bridge belch of fire - YouTube 2. そして夜になれば、さらなる美しさ。 3. 首の下に集まる人々。 4. ライトアップしだいで、レッドドラゴンに変身します。 5. こちらはブルードラゴン。 6. 遠くから見ても…。 78. …近く
サンマの水揚げ量日本一で知られる北海道・根室市。しかし、豊漁時の魚価の下落、人口減少や高齢化による労働者不足などの問題を抱えていた。そこで、根室市はベトナムへのサンマの輸出を決めた。何故、ベトナムなのか?そこには経済成長とともに変わりつつあるベトナムの姿があった。 サンマの輸出をきっかけに、根室市とベトナムとの関係は、より重層的に発展しようとしている。地域の水産資源を活かし、町の活気を取り戻そうとする根室市の取り組みを追った。(10分36秒) 最近4週間の番組 特集:国内外のビジネス情報を広く、ジェトロ独自の視点でリポートします 根室のサンマ ベトナムへ行く (2012年05月25日) 資源国カナダ! 環境ビジネスにチャンス (2012年05月19日) 南西アジアの消費力 ‐インド周辺3カ国の拡大する消費市場‐ (2012年05月12日) インド鋳物産業 ‐巨大市場に挑戦する日本の技術‐
2011年09月26日09:58 by chinaplusone 「水曜どうでしょう」と「ボーカロイド」が見せたベトナム国際交流 カテゴリベトナム 海外旅行をしながら旅行そのものよりも、道中の愚痴混じりの居酒屋トークが楽しいお馴染み「水曜どうでしょう」。企画のひとつ「原付ベトナム縦断1800キロ」では、「ホーチミン師(シー)」という歌が出てくる。一部の日本人に人気だったため、結果、ホーチミンシーをボーカロイドで歌わせた動画がYouTubeでニコニコ動画でアップされた。 でもってYouTubeにあげられたものがベトナム側から猛烈な反応となって帰ってきたのである。 Như có Bác Hồ trong ngày vui đại thắng (ホーチミン師) 【YouTubeでの反応】 ・これは本当に良いです! I am Vietnamese. Điều này thực sự là tốt
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