国際的なハッカー集団「アノニマス」のメンバーなどおよそ50人が7日、東京の繁華街でそろいの仮面をかぶって清掃活動を行い、道行く人を驚かせました。 この活動は、ことし10月に導入される違法ダウンロードの罰則化に抗議するため、国際的なハッカー集団「アノニマス」が行ったもので、インターネットでの呼びかけで集まった国内のメンバーなどおよそ50人が参加しました。 一行はアノニマスのシンボルであるそろいの仮面をかぶって、東京の渋谷駅周辺を歩きながら無言でゴミを拾い集め、道行く人たちを驚かせていました。 「アノニマス」は活動に共感すれば誰もが参加できますが、先月には、一部のメンバーが日本の政府機関や裁判所などを対象にサイバー攻撃を行っていました。 7日の活動を主催した男性は、「アノニマスにはいろいろなメンバーがいますが、私たちはサイバー攻撃ではなく、平和的に抗議活動をしていきたい」と話していました