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2000年に放送された日本テレビ系『進ぬ!電波少年』で、お笑いタレント、坂本ちゃんを大学(日大)合格に導いたケイコ先生(東大教育学部卒)が、浪曲師・春野恵子(32)へと大変身をとげた。家庭教師ぶりが評判になり、フジテレビ系ドラマ「スタアの恋」や情報番組の司会などで活躍した唐木恵子、その人がなぜ180度の転身を? 「芸能界にいる間、ずっと違和感を持ち続けていた。本当にやりたいものじゃない気がして…」 小学5年の学芸会で火を守る女神を演じてからの役者志望。白百合学園高3年の夏まで、ミュージカルに熱中していた。東大卒業後、勤めていた出版社を辞めてまで、舞台に出たいと芸能プロ入り。「電波少年」終了後もテレビばかりだった。 物足りなさを抱え、ライブ感を求めて、好きな落語を聞きに東京・浅草の木馬亭などへ毎日のように通った。そこで、浪曲を聞いた瞬間、体に衝撃が走った。 「天から声が降りてきた感じ。一生続
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