先日WHOによって新型コロナはコウモリ由来である可能性があるとの発表があったが、未知のウイルスは地球の外からももたらされる可能性がある。 現在、火星への有人飛行へ向けて着々と準備が進められているが、そこから帰還する宇宙船や宇宙飛行士によって地球外ウイルスが持ち込まれる恐れがあると、科学者が警鐘を鳴らしている。 宇宙航行の専門家スコット・ハバード教授(アメリカ・スタンフォード大学)は、そのような事態を未然に防ぐために「惑星検疫」の必要性を説いている。 2030年代、人類は火星に到達する予定 NASAは、2030年代に(早ければ2035年にも)火星への有人飛行を目指している。それ自体は素晴らしいことだが、同時に人類初の偉業を成し遂げた宇宙飛行士たちが帰還するときに、危険な汚染物質を持ち込む恐れもある。 スタンフォード大学の宇宙航行学者スコット・ハバード教授は、『Stanford News』で次