ベンチャーの米Abiquoは3月23日(米国時間)、オープンソースのクラウドインフラ管理ツール「Abiquo 1.5」を発表した。米VMwareや米Microsoftなどの主要なハイパーバイザーをサポート。あるハイパーバイザーから別のハイパーバイザーへの仮想マシンの変換が簡単にできるという。45日以内に提供を開始する。 Abiquoは、物理ハードウェア上に「Resource Cloud」と呼ぶリソースのプールを構築し、プロビジョニングする。クラウドコンシューマー(企業ユーザー)はAbiquoを使って、仮想データセンターを構築し仮想リソースとアプリケーションを実装。アプリケーションはパブリックとプライベートの両方の仮想イメージライブラリから利用できる。 物理インフラと完全に分離することで、ハイパーバイザー中立性と、マルチテナント型を実現。リソースの上限を設けるなどワークロード管理も簡素化でき