朝日新聞社は18、19日に行った宮崎県知事選の情勢調査に併せ、1期限りで退任する東国原英夫知事の4年間の評価を県民に問う世論調査(電話)を実施した。「大いに評価する」(56%)と「ある程度評価する」(38%)を合わせると、東国原県政を「評価する」人は94%に上った。 東国原氏は6月に本社が実施した世論調査でも、支持率が全国の知事で1位の89%。家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)の対策をめぐって秋以降、被害農家から批判の声も出ているが、宮崎の知名度を上げた発信力への評価は揺るがなかった。 今回の調査では、東国原県政を次の知事に引き継いで欲しいかどうかも質問。「引き継いで欲しい」は71%、「変えて欲しい」は14%だった。