婚活が社会的なブームとなっている一方、最近では離婚するための活動=「離活」を行なう人も増え始めたという。しかし一方で、実際の離婚件数は年々減少している。離婚すると経済的に困窮してしまう女性が、まだまだ多いからだ。その背景には、2007年に施行された「年金分割制度」が、離婚したい女性にとってほとんど追い風になっていないという事実がある。(取材・文/プレスラボ 小川たまか) 離婚するために行なう活動=「離活」。「婚活」が社会的なブームとなっている一方で、最近じわじわ広まり始めたと言われるのが、この「離活」である。夫と別れたい妻の行動を指す場合が多い。 家庭問題のカウンセリング事務所などによれば、目に付くのが、大不況によって減給やリストラに見舞われた夫に愛想を尽かした妻が、自分の新しい生き方を探すために、準備を進めるパターンだという。 しかし、「離活」はまだ婚活ほど大きなトレンドにはなっていない
