逆転優勝を果たした浅田真央。フリーの演技後、笑顔で手を振った=AP優勝した浅田真央のフリー演技=APフリーの演技をする浅田真央=AP 【トリノ(イタリア)=坂上武司】フィギュアスケートの世界選手権最終日は27日、当地のパラベラ競技場で女子のフリーが行われ、前日のショートプログラム(SP)で2位につけていたバンクーバー冬季五輪銀メダルの浅田真央(中京大)が逆転で2008年大会以来2度目の優勝を果たした。男子は同五輪銅メダルの高橋大輔(関大大学院)が優勝しており、世界選手権で日本勢が初めて男女そろって優勝した。 同五輪金メダルの金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が2位。安藤美姫(トヨタ自動車)は4位に入り、鈴木明子(邦和スポーツランド)は11位だった。 ◇ ■「やってきたことをすべて出し切った」 浅田真央の話 「五輪で失敗した後半の二つのジャンプを決めることができたので、五輪よりもいい