本特集は、日ごろ運動不足のITエンジニアが体を鍛えることの重要性について考える。本日5月25日から5日間毎日更新で、運動をテーマに記事をお届けする。 現代に生きるビジネスパーソンに必要な三種の神器を、「IT」「語学」「財務」と定義したのは大前研一氏だった。最近は、これらに加えて「運動」といわれたりする。運動は趣味や気晴らしになるだけでなく、体を健やかにし、エネルギッシュでメリハリのある日常を送るために有効な手段だ。脳科学的には創造力やうつ病にも効果があるといわれている。だがITエンジニアには一般に、運動しない不健康なイメージがつきまとう。実際、読者アンケートでも運動していないことが分かった。特集第1回では、ITエンジニアと世間一般の運動状況を比較する。 運動に目覚める日本のビジネスパーソンたち ランナーとしても有名な作家 村上春樹は、フルマラソンを走り続けて16回目をすぎたところで「肉体が