もういくつ寝ると 今年のはじめにやりたいことリストを作った。今見たら50項目あるリストのうち25個が達成済みだった。ちょうど半分やりたいことをやったということだ。私にしてはまあまあの結果だと思う。満足。 やりたいことリストにあるもののうち、「〜を食べたい」系は概ねクリアし…
職がない。大学院で博士号を取ったなら、研究職を目指せばよいのだが、それもうまくいかない。いつポストの空きができるのか分からないし、たとえ募集があったとしても、少ないポストに多数の応募者がいるわけだから、簡単にポストが得られるわけではない。その間、どうしたらよいのか。また、このような不安定な生活に耐えられず、路線を変更して一般の職を目指そうとしても、高年齢で職歴が無いために難しい。結局、このまま将来が見えぬまま、フリーターとかニートになるしかないのだろうか。 毎日、このような不安を抱きつつ生きている。なので、昨日の稲葉氏と立岩氏のトークセッションはいろいろと考えさせられることが多かった。労働、所有、不平等、分配・再分配...etc これらの問題は、明日生きるか死ぬかの瀬戸際にいる私にとって切実な問題なのだ。 たしかに、大学院に進学したのは自分の意志である。そして、少子化の影響で特に文学系の研
Thesis submitted for the degree of Doctor Philosophiœ Faculty of Mathematics and Natural Sciences University of Oslo Norway 2005 © Håkon Wium Lie, 1994-2005 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial 2.5 License. Submitted 29th of March, 2005, as partial fulfillment of the degree Doctor Philosophiœ At the Faculty of Mathematics and Natural Sciences University of Oslo
これから人文系大学院へ進む人のために かつて私は、ある大学院に所属し、失意の内に中退するという経験をしました。ここに公開する覚え書きはその経験を基にしたものです。現在ではインターネットに大学院のダークサイドについての様々な情報がありますが、その頃は出版物にそのような情報が載ることはまずありませんでした。私も大学院についての様々な情報をあらかじめ知っていたなら、もう少し違う結果が出ていたかと思うと非常に残念です。そういう意味でこれから大学院に進もうという人は恵まれています。大学院という特殊な世界を生き延びる際に、私の時代に比べてより多くの情報を生かすことが可能だからです。私の失敗例をネット上に公開するのは、少しでも得られる情報を増やすことに意義があると考えたからです。またネット上の大学院情報が理科系に偏っているという現状で、文科系の場合を公開することにはいくらかの意義があるとも考えています。
next49 曰く、 "経済産業省の委託によりRCM産学金連携センターが調査した「オーバードクター就職支援のための調査結果報告」が産学プラザで公開されています。アンケートの回答は大学教員1,368名、オーバードクター849名からもらえたそうです。 調査の背景としては、平成13年から平成16年にかけての博士過程修了者に占める就職決定者の割合が6割を切っていることが第一。" "もうひとつは、報告書から引用すると、 また、博士課程修了者は、大学院5年間これらオーバードクターは、大学終了後直ちに就職せず、研究者としての道を選んだことにより、博士課程修了までに約2,500万円相当の価値(大学院5年間相当を就職した場合に得る収入+授業料、研究必要経費等)を付加されたにもかかわらず、就業のミスマッチ等により不安定な立場で研究生活を続けている。即ち、毎年500億円以上の価値が有効に活用されずに大学に眠って
が議論されているが、今の事態は当然の帰結である。まず、少子化に伴い大学が縮小傾向にあり、人件費削減を余儀なくされている段階で多くのODは大学への就職を果たせない。従ってODの多くは好むと好まざるとに拘わらず大学以外の職を探さないとならない。しかし博士号取得後すぐならまだしもPDFをやってしまうと転身が効かなくなるのも事実である。それでも昔に比べると明らかに人事公募は増えており、優秀な研究者は何だかんだと言って大学に職を得ることができている。そのことがかえって優秀だけど職を取れない層やそれほど優秀でないけど運よく職を得る層も生み、判断の線引きを難しくしている。OD問題華やかなりし頃(70年代後半から80年代前半)にNHKの番組もあり、社会問題化し、青木書店からオーバードクター問題という本も出版された。それがバブル景気とポツダム学士の退官に伴う補充の波、第2次ベビーブームに伴う定員の臨時増に支
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